女性のモテ顔パーツとしてよく挙げられる「涙袋(なみだぶくろ)」。この涙袋とは何なのか、本当にモテるのか、"顔"の専門家である池袋絵意知さんに聞いた。
結論から言うと、涙袋のある女性はモテます。
女性の間で下まぶたのふくらみ=涙袋をプックリ見せるメイク法が流行っています。ブラウンとホワイトベージュのパウダーで立体感を出して涙袋を強調する(ない人はあるように見せる)テクニックや、ひと塗りで涙袋風メイクができる涙袋メイクアイテムが続々と開発されています。さらには、下まぶたをふっくらと立体的にさせ、ツヤもアップさせる専用美容液まで登場しています。
どうして女性は涙袋を欲しがるのか? その理由は、「目が大きく見える」、それも「女性らしく大きく見える」からです。男性の立場からすると、意識して涙袋の有無を見ているわけではありませんが、涙袋は女性的な形をしているため無意識下において「セクシーだ」と性的魅力を感じているようです。涙袋はセクシーさの象徴でもあり、ふっくらした厚い唇と並ぶモテパーツなのです。
涙袋は別名「フェロモンタンク」!
涙袋は別名ホルモンタンクやフェロモンタンクと呼んだりしますが、人相学・顔相学でも涙堂(るいどう)と呼び、女性ホルモンや女性フェロモン(雌が雄に性的発情を誘発するために分泌する物質)と関連づけて考えています。涙堂がふくらんでいる女性は、無意識のうちにセックスアピールをしていて、潜在的に男を求めているのです。
ということは、メイクによってわざわざ涙袋を作っている女性は、"意識してセックスアピール"をしていて、"顕在的に男を求めている"ということになりますね(笑)涙袋メイクをしている女性は、モテたい男性からモテるかどうかはともかく、いろんな男性が肉体を求めて集まってくるのは間違いなさそうです。
このように、顔相学で涙袋がふくらんでいる女性は、男性に愛されるモテ顔相です。性欲が強く、性的魅力を振りまいているため、男性からの人気運、セックス運ともにいいです。また、恋愛成就や子宝にも恵まれ、人情にも厚いため、夫婦運も家庭運もある、女性の幸運相なのです。
逆に涙堂に全くふくらみがない女性は、顔相学では男運が悪く、結婚運、夫婦運もよくないと言われています。したがって、涙袋メイクによってモテ運をアップさせることには賛成です。モテることで女性ホルモンの分泌が活発になり、メイクじゃない涙袋ができるかもしれません。
ただし、ヒアルロン酸を注入するような涙袋形成術には反対です。涙袋がふくらみ過ぎているのは、性欲が強過ぎて貞操観念が低いと顔相学では見ます。腫れた感じになってしまって、ほどよい涙袋にならないケースも考えられますので、安易に美容整形に走るのは危険です。雑誌や映像で見られることの多い芸能人と違って、生で見るとどうしても人工的に見えてしまいますしね。
<著者プロフィール>
池袋 絵意知(いけぶくろ・えいち)
観相家、顔研究家、顔面評論家。出版社と人材総合サービスで営業を経験した後、顔研究の道に。古来からの観相学だけでなく、自然人類学や心理学の研究を取り入れるなど多角的な方面から顔を研究し、独自の顔面観相術「ふくろう流観相学」を確立する。著書に『顔面仕事術』『最強モテ顔講座』など。 顔相鑑定士&顔研究家&顔面評論家:池袋絵意知 公式ブログ
http://blog.ikebukuroh.com/