アクサ損害保険(以下「アクサダイレクト」)はこのたび、自動車保険で地震・噴火・またはそれらによる津波によって契約の車が全損(※1)になった場合、被災した顧客が生活に欠かせない移動手段を確保することを目的として、新商品「地震・噴火・津波危険『車両全損時一時金』特約」の販売を開始した。11月現在の同社調べによると、ダイレクト系損保としては業界初とのこと。

(※1)全損とは、車両保険および車両全損時臨時費用補償特約(5%)などにおける全損とは異なり、この特約の約款に定める基準に該当した場合をさす。

同特約は、アクサダイレクト総合自動車保険の車両保険に加入している場合に付帯することが可能であり、東日本大震災以降、多くの顧客から寄せられた要望に応えたものだという。

通常、地震などのリスクは大きな損害をもたらす可能性があり、再保険の活用など高度な商品設計を行わなければ取扱うことが困難な保険商品だが、同社は、世界最大級という保険・資産運用グループ、「AXA(アクサ)グループ」の日本法人ならではの長所を活かして十分な再保険カバーを準備し、より多くの顧客が加入できる保険商品として販売することとした。

商品の概要

補償内容

  • 地震・噴火またはそれらによる津波によって契約の自動車が全損となった場合に、記名被保険者が、中古車購入など生活再建に欠かせない移動手段を確保するために臨時に必要となる費用に対し、50万円(車両保険の保険金額が50万円未満の場合は、車両保険金額と同額を支払う)を地震・噴火・津波危険車両全損時一時金として支払う。

特約保険料

  • 5000円(保険期間1年、払込方法・一括払いの場合。車両保険の保険金額が50万円未満の場合は車両保険の保険金額を支払うので、特約保険料もそれに応じて変更される)