――まずは、収録の感想をお聞かせください。

柴田「俺はワンピースに詳しい人くらいの知識はあるけど、芸能界屈指のワンピース好きのメンバーが揃ってるから、必死でしがみ付いていきました。知ってる風の空気を出さないと、視聴者からドヤされるなと思って」

宮地「詳しくなくても好きなだけで良いと思いますよ。私もパンダマンのことを知らなかったし、勉強になりました。今日は、ただただ素でしゃべれて楽しかったです!」

――ストーリーの伏線が隠されているという扉絵について盛り上がってましたね。

柴田「みんな凄くないですか!?『読んで無いんじゃないの?』みたいな雰囲気が出てたけど、漫画は全部キッチリ読んでる。好きなシーンを何回も読み返したりしてるし。ワンピースを好きな人は全員知ってるんですかね? みんな知ってたら、俺は赤面ものですけど……」

宮地「年齢層もあるし、全員が知ってるわけじゃないと思いますよー。私も2周目を読み始めてから気付きました」

――ワンピースを好きになったキッカケは?

宮地「実は最初、絵が好きじゃなかったんです。10代でジャンプも卒業してるので、あんまり魅かれなかった。でも、漫画好きの友だちが勧めてきたので、とりあえず読んでみたら『やばい! 面白い!』って思って、すぐに全部買い集めました(笑)。チョッパーと出会うドラム島編が一番好き」

柴田「あれはすっごい良かった! 心に沁みるエピソードだよね。でも、僕はやっぱりお笑い部分が好き。ハイキングベアが出てきた時に、ペコリってあいさつするのがすごいツボなんです(笑)。そういう細かいセンスがすごく好きなんですよね」

――ワンピースの中で、ご自分がなりたいと思うキャラクターはいますか?

柴田「理想はルフィ。なんてったって出番が多い! 人前に出たくてこの仕事をやってるわけですから、そこは拭えないです。でも、現実はウソップかなー。対戦とかはしたくないけど、だからと言って仲間は見捨てないところとかは似てるかもしれない」

宮地「私はハンコックになりたい! でも、無理をせずに自分でいられるのはナミかもしれない。あのくらいの露出なら出来るぞみたいな(笑)。人に弱みを見せないところは私もそうでありたいと思うし、ガメついところは一番共感できる。弱った時には頼れる仲間もいますしね」

――では、最後に番組PRをお願いします。

宮地「結構なマニアの方や初心者の方、そして子どもから大人まで楽しめる番組。アニメも一緒に放送されるので、ワンピースを見たことがない人でも、『こんなに面白いんだ!』って思ってもらえたらうれしいです」

柴田「ワンピースのこういう事は知らなかったなと思って悔しがって欲しいし、一層好きになって欲しい。ワンピースは友情とか誰かのために生きるみたいなメッセージが描かれていますし、自分の子どももルフィみたいな強い子になって欲しいと思ってます」

番組概要

映画「ONE PIECE FILM Z」の公開を記念した討論バラエティー番組『ワンピース・サミット』は、スマートフォン向け放送局のNOTTVで放送中(2日スタート、毎週日曜21:30~22:00)。番組内では、ワンピースを愛する著名人たちが熱い議論を展開するスタジオトークのほか、原作者の尾田栄一郎がオリジナルで描き下ろした映画のプロローグストーリー「GLORIOUS ISLAND」も独占放送する。また、NOTTVでは『TVアニメ・ワンピースSP』と題し、テレビアニメシリーズの第1話~30話までを、12月1日より毎週土曜18:00~毎回6話分ずつ放送している(ただし初回のみ18:30スタート)。NOTTVは、ワンピースコラボスマートフォンなどドコモの2012冬モデル全17機種のほかNOTTV対応機種で視聴可能で、31日間のお試し期間は月額サービス利用料420円も無料となっている。