歌手の木村カエラが、12月15日公開の映画『フランケンウィニー』のインスパイア・ソング「WONDER Volt」を手がけたことが5日、明らかになった。
同作は、映画『アリス・イン・ワンダーランド』(2010年)などで知られるティム・バートン監督の最新作。天才科学少年ヴィクターが愛犬スパーキーを"禁断の実験"で甦らせたことから、彼らが住む小さな町に起こった大騒動を描いた冒険ファンタジー作品だ。ティム・バートン監督の大ファンである木村は、インスパイア・ソングのオファーが来た時、あまりの嬉しさに「え! 何て!?」と思わず聞き返してしまったという。完成した楽曲「WONDER Volt」は、同作からのインスパイアで書き下ろした完全オリジナル曲となっており、同楽曲に対し木村は、「親友のスパーキーを亡くした後、1人でずっと孤独になって考え込んでいたヴィクターが、実験でスパーキーを蘇らせます。それまで彼がずっと孤独の中で自分自身と向き合っていた結果生まれる希望というものが、すごく印象に残りました。ちょっと辛いことや嫌なことがあったりしても、きちんと自分自身と向き合えば向き合うほど、希望というものが孤独の隣に必ずあるのだなと、今回映画を見て改めて感じました。私はそれを歌で届けたいと思いました。スパーキーは不思議な魅力がたっぷりつまった映画と私の曲を両方楽しんで欲しいです! 」とコメントしている。
なお、「WONDER Volt」は、12月5日に発売される『フランケンウィニー』の日本版インスパイア・アルバム「フランケンウィニー・アンリーシュド! 」と、12月19日発売の木村カエラのアルバム「Sync」に収録される予定となっている。
映画『フランケンウィニー』は12月15日、3D/2Dにて全国公開。
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