宮崎あおい、向井理が初めて共演し夫婦役を演じる映画『きいろいゾウ』(2013年2月2日公開)の主題歌が、ゴズペラーズの新曲「氷の花」に決定した。
同曲は、宮崎あおいが演じる"ツマ"をイメージして書き下ろされたオリジナル楽曲。タイトルには「氷のような冷たさの中にでも、花を咲かせることができる」というメッセージが込められており、孤独な心を抱えながらも、向井理演じる"ムコ"と出会い、結婚し愛し合うことで、ひとりの女性として成長していく"ツマ"を表現した。
ゴスペラーズは「映画の主題歌という大役は歌手にとって本当にうれしいものです」と主題歌を担当することを感謝しながら、「この曲がどんな風に作品にとけ込むのかとても楽しみです。映画をみられた方が少しでも"ムコ"が"ツマ"を見つめる気持ちに寄り添っていただくお手伝いができたら、と思いながら歌いました」と楽曲に込めた思いを語った。
同作は、西加奈子のロングセラー小説を映像化。監督は、これまで『余命1ヶ月の花嫁』『雷桜』『軽蔑』などで男女のさまざまな愛の形を描いてきた廣木隆一氏が務める。宮崎あおいは木々や動物たちの声が聴こえるツマ、向井理は背中に鳥のタトゥーが入った売れない小説家のムコを演じる。満月の夜、二人は出会い、すぐに結婚。お互いに"秘密"を抱えていたが、それでも穏やで幸せな日々を過ごしていた。だが、ムコ宛てに届いた宛名のない一通の手紙をきっかけに、二人の関係は大きく揺らぎはじめる
(C)2013西加奈子・小学館/「きいろいゾウ」製作委員会