京王電鉄は3日より、井の頭線で特別ラッピング車両の運行を開始した。

京王井の頭線特別ラッピング車両

特別ラッピング車両の車体デザイン

ラッピングが施されたのは京王井の頭線1000系1編成5両(1779編成)。ハチ公や井の頭公園、線路脇に咲く桜やあじさいなど、沿線の名所や魅力を表現したイラストを貼付するとともに、窓枠の下にレインボーカラーのラインを施した。運行期間は1年間の予定。

井の頭線では3000系車両(昨年引退)から7色による車体塗装を実施しており、1000系では「ブルーグリーン」「アイボリーホワイト」「サーモンピンク」「ライトグリーン」「バイオレット」「オレンジベージュ」「ライトブルー」の車両が存在する。今回の特別ラッピング車両では、ひとつの車両で7色のカラーを表現したとのこと。1号車から5号車にかけて徐々にラインの色が変化していく仕様になっている。車両正面上部は清潔感を表現するホワイトをベースにした。

車内にはニュースや天気予報、広告などを放映する車両ビジョンを搭載しており、客室内の照明は環境に配慮したLEDを採用している。