女優のウィノナ・ライダー、ティム・バートン監督が現地時間の24日、アメリカ・ハリウッドのエル・キャピタン劇場にて行われた映画『フランケンウィニー』のワールドプレミアに出席した。

映画『フランケンウィニー』のワールドプレミアに出演したティム・バートン監督(左)とウィノナ・ライダー

白黒3D映画にちなんで、エル・キャピタン劇場前には全長150mにわたってホワイト・カーペットが敷かれ、白と黒でドレスアップしたゲストが来場。沿道には200名を超えるティム・バートン監督の熱狂的なファンが、開始2時間前から詰め掛けていた。

同作はティム・バートンの少年時代の愛犬との思い出を原点とし、彼が最も撮りたかったといわれている作品。ティム・バートンは、「とてもエキサイティング! ストップモーション・アニメと白黒3Dという要素が混ざり、今まで全く見たことのない映像ができあがった」と作品にかけた熱い思いを語っていた。全米公開は10月5日、日本では12月15日(土)から全国公開となる。

ウィノナ・ライダーは主人公ヴィクターのクラスメイト、エルザの吹き替えを担当。『ビートル・ジュース』(1988年)、『シザー・ハンズ』(1990年)以来の仲であるティム・バートン監督の作品に携われたことについて、ウィノナ・ライダーは「監督にとって特別な思い入れのある作品に関われたことは、とても名誉なこと。仲のいい友人と一緒に仕事ができたことは素晴らしかった」と目を輝かせながらコメントを残した。