女優の貫地谷しほりが4日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われた海外ドラマ『VICTORiOUS(ビクトリアス)』(10月10日スタート NHK Eテレ 毎週水曜 19:25~)の完成試写会に出席した。

海外ドラマ『VICTORiOUS(ビクトリアス)』の完成試写会に出席した貫地谷しほり 拡大画像を見る

『ビクトリアス』は、ひょんな事から芸術高校に通うことになった16歳のトリー(ビクトリア・ジャスティス)が、個性的なクラスメートに囲まれた波乱万丈の学校生活を送りながら、スーパースターになる夢に向かっていく――という歌&ダンスありの学園コメディードラマで、貫地谷は主人公・トリーの日本語吹き替えを担当している。

鴻農美奈ディレクターから「前向きで純真な部分を持っているところがトリーと重なった」と貫地谷の起用理由が語られると、海外ドラマの声優初挑戦の貫地谷は「シチュエーションドラマは面白いと感じてたので、声優ができてうれしいです。今、一番力を入れてるといっても過言じゃないくらい気合が入ってます!」と意気込みを。「人のお芝居のテンションに乗るのが難しいですどんなテンションでいくか悩みました」と収録を振り返った貫地谷は、「練習の時は硬かったけど、本番になってからはすごく楽しい。海外ドラマって大げさな部分があって本当に面白いです」と笑顔を見せた。

同ドラマは、現在もレコーディング中で「毎回大きな声で演じてるので、アフレコをする度に声が潰れてます(笑)。声優のテクニックがないのでカバーできなくて。この収録が終わる頃にはレベルアップしていたい」と全力で取り組んでいる様子。報道陣に個性的な芸術学校に入ったら?と聞かれると、「自分をアピールするのは苦手なので、この学校に入ったら戸惑っちゃうかも。でも、マイペースに自分の本能だけで生きる生活はしてみたいですね」と話し、「トリーが劇中に歌う歌が、“夢を叶えるためにやってやるんだ”っていう良い歌詞なんです。私もこういうお仕事をさせて頂いてますが、たまに、自分がどこに向かって行ったら良いのかって悩む時もある。このドラマを観て、20代、30代と貪欲にやっていきたいと思いました」と心境と共にドラマの感想を語った。