「シァル鶴見」外観イメージ |
東日本旅客鉄道と横浜ステーシヨンビルは、11月1日にJR京浜東北線の鶴見駅に、駅ビル「シァル鶴見」を開業する。コンセプトは「心通いあうくつろぎの我が家」で、地元密着・生活密着型の駅ビルを目指す。
同駅ビルはJR京浜東北線鶴見駅の東口に立地。新時代の街にふさわしい駅ビルとして、地域に根ざした鶴見スタイルを発信していく。出店するのは物販、飲食合わせて71店(保育園除く)。ファッションはもちろん、食やカルチャーまで、生活をより豊かにする魅力的な空間を提供する。
日本文化・禅文化を身近に感じられるフロアデザイン
同駅ビルは世界的庭園デザイナーであり、また、鶴見で450年の歴史を持つ建功寺の住職である枡野俊明氏がプロデュース。坪庭のある落ち着いた雰囲気のレストランフロア、築山・自然石・そして、屋上には禅の庭である枯山水を配置。エレベーターホールや館内各所には自然石を配置するなど、館内各所に「日本文化」と「禅文化」に基づくデザインを取り入れている。
また、座禅、お茶、お花など「日本文化」と「禅・禅文化」に触れる体験教室を2013年4月以降開催予定。禅に関する書籍や各禅寺などの行事も案内していく。
神奈川初出店の名店や珍しい「禅カフェ」もオープン
注目店舗は、仙台の名店「伊達の牛たん本舗」の新ブランド「Date-no-Gyutan Kitchen」。イートインコーナーを設けることで、焼きたての牛たんを提供できるという(神奈川県初出店)。「赤羽あんこ」はどこか懐かしい和風の焼きたておやつを提供する和風スイーツのお店で、神奈川県初出店となる。5階の「禅カフェ 一葉」は、日本を代表する名工の手による本格的な四畳半の茶室も備えた喫茶店。落ち着いた空間の中で、喫茶・イベントが楽しめる。
また、同駅ビル6階には、保育園が開園予定となっている(2013年4月予定)。
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