市村正親がドキュメンタリーのナレーションに挑戦--4歳の息子「なにこれ?」

俳優の市村正親が、空飛ぶ鳥からの視線で空撮したWOWOWプライムドキュメンタリー番組『アースフライト 大空の冒険者たち』(8月25日スタート 毎週土曜 21:00 初回のみ20:45～ 全6回)のナレーションを務めることがわかった。

自然界のドラマチックなストーリーを驚きの映像とともにつづるWOWOWプライムの「BBC EARTH 2012」。その最新作で、制作に4年をかけた超大作『アースフライト 大空の冒険者たち』がいよいよ公開となる。本作は、ネーチャー･ドキュメンタリー界屈指のプロデューサー、ジョン･ダウナーが手掛け、超軽量飛行機で鳥の群れと平行飛行したり、小型カメラを鳥に装着したりと工夫を凝らし、世界40カ国以上で撮影が行われた。

ダイナミックな空撮は、ほかの動物や人間も含めた自然界の営み捉えており、その迫力は日本語版ナレーションを担当した市村でさえ「とても深く感情移入した」と言うほど。収録前に自宅で映像をチェックした際には、4歳の彼の息子も「なにこれ?」と驚いていたという。本作は子どもから大人まで、幅広い年代で楽しむことができる作品だといえる。

収録を終えた市村は「弱肉強食の世界はやはり厳しいなと思う場面もあったけれど、生きるということはこういうものだと肯定しながら、言葉を乗せていきました」と感想を述べながら、「百種類以上の鳥が出てきますが、そのすべてが印象強いですね。オスが巣作りをしてメスの帰りを待つシュバシコウなんて、あったかい気持ちになりました」と印象深いシーンを振り返っていた。