9月1日公開の『映画 ひみつのアッコちゃん』の完成披露試写会が24日、東京・有楽町の丸の内ピカデリー1で行われ、主演の綾瀬はるか、岡田将生が浴衣姿で登場した。
『映画 ひみつのアッコちゃん』の完成披露試写会に出席した綾瀬はるか(右)と岡田将生 拡大画像を見る |
赤塚不二夫の名作マンガ『ひみつのアッコちゃん』が生誕50周年を迎えた今年、完全オリジナルストーリーで実写映画化した本作。魔法のコンパクトで22歳の女の子に変身したアッコ(綾瀬はるか)が、化粧品会社のエリート社員である尚人(岡田将生)にスカウトされ、尚人の会社で働くこととなり、やがて2人の間にほのかな恋心が芽生える。
主演の綾瀬は、本作の話を聞いた時に「年齢的にアッコちゃんは小学生のイメージがあるので驚きましたが、大人に変身するアッコちゃんを演じると聞いて安心しました」と振り返るも、「身体は22歳で心は10歳のアッコちゃん。10歳の頃をほとんど思い出せなかったので、(吉田)里琴ちゃんに教わってやってました」と少女時代のアッコちゃんを演じる吉田に演技指導を受けたことを明かした。
『ひみつのアッコちゃん』と言えば、コンパクトを手にして「テクマクマヤコン」と呪文を唱えながら変身するが、物語にちなんで「変身できるなら何になりたい?」という質問に、岡田は「僕は歴史がとても好きなので、源頼朝になりたいです」と回答し、自身が頼朝役で出演しているNHK大河ドラマ『平清盛』をアピール。岡田の回答に感化されたのか、綾瀬は「私は山本八重さんになりたいです。そろそろ撮影が入りそうなので。宣伝ではないですよ」と心は早くも来年の大河ドラマ『八重の桜』。MCから促され、気を取り直して再度「私は人間ではなく恐竜になりたいです。空を飛べて首が長い系の恐竜に」と回答する綾瀬に川村泰祐監督から「鳥じゃダメなの?」と突っ込まれると「鳥ではダメなんです。(恐竜の)質感が必要なんです!」と綾瀬ワールド全開に、会場は大いに盛り上がった。『映画 ひみつのアッコちゃん』は、9月1日より全国公開。