何だかんだ言っても、やっぱり日本が一番?

楽しかった海外旅行を終えて日本に着いたとき、寂しい気持ちがありながらも「やっぱり日本はいいなぁ~」としみじみ感じることも多いことだろう。皆さんは日本のどのようなところに「素晴らしさ」を感じているのだろうか。ということで、マイナビニュース会員の男女848名に、日本が一番だと思うところを聞いてみた。

Q. やっぱり日本が一番だなぁと思うことは何ですか?(複数回答)

1位 食事がおいしい 57.1%
2位 水が安全 45.3%
3位 日本語が通じる 37.0%
4位 治安がよい 36.9%
5位 トイレが清潔 34.3%

■食事がおいしい
・「日本食が一番美味しいと実感した」(35歳男性/人材派遣・人材紹介/経営・コンサルタント系)
・「海外のご飯を2、3日続けて食べると、日本食がたまらなく食べたくなる」(25歳男性/アパレル・繊維/技術職)
・「立ち食いそばで生き返る」(46歳男性/マスコミ・広告/事務系専門職)

■水が安全
・「水道水をそのまま飲めるのは凄いことだと思うから」(21歳男性/学生/その他)
・「海外で『生水は、うがいも歯ブラシを洗うのも危ない』と聞き、不便に感じたので」(28歳女性/食品・飲料/技術職)
・「海外で水道水をのんで腹を下したことがあるので」(22歳男性/金融・証券/販売職・サービス系)

■日本語が通じる
・「言葉が通じない国は常に緊張感がある」(27歳女性/機械・精密機器/営業職)
・「母国語がどこでも通じるのが一番です」(32歳男性/ソフトウェア/技術職)
・「困った時に言葉が通じないのは恐ろしい」(23歳女性/電機/事務系専門職)

■治安がよい
・「治安がよいのが一番で、拳銃を持ち歩かないといけないような国は嫌です」(26歳男性/小売店/販売職・サービス系)
・「夜中に女性一人でも歩ける」(41歳男性/建設・土木/営業職)
・「安心して暮らせるから」(29歳男性/医療・福祉/専門職)

■トイレが清潔
・「海外にいった人の話を聞くと、トイレのドアがなかったといっていたから」(31歳女性/医療・福祉/専門職)
・「ウォシュレットが快適」(22歳女性/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「海外だとトイレットペーパーを流せなかったりするから」(26歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)

■番外編: 日本の電車の発着時間は驚異的な正確さ
・「ヨーロッパの鉄道は、遅れて当然と考えられているから」(45歳男性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

■総評
1位は「食事がおいしい」で、食べ慣れた味付けの日本食が出てくると安心するという意見が多かった。また、白いご飯やお味噌汁の良さをあらためて実感するという声も寄せられた。2位は「水が安全」。「海外で水道水をのんで腹を下したことがあるので」など、水にまつわる辛い経験をした人が少なくないようで、水道水が飲めることの素晴らしさを強調する意見が多かった。

3位は「日本語が通じる」で、言葉が通じると安心するという意見が多く寄せられた。言葉が通じない環境にいたストレスは、日本に戻ってきて初めて実感するのだろう。4位は「治安がよい」で、夜も女性1人で出歩けるほど安全だから、という意見があった。また、「拳銃を持ち歩ける国は嫌だ」という回答もいくつか寄せられた。5位は「トイレが清潔」。清掃の行き届いた日本のトイレが高評価で、「トイレでリラックスできるのは素晴らしいです」という意見もあった。

全体的に日本が素晴らしいという意見が多く、「日本って本当に素晴らしいと思う。全てにおいて、1番だと思う」と絶賛する声もあったほど。海外に行って初めて気が付く日本の良さは、他にもたくさんあるに違いない。

(文・アリウープ 高橋賢司)


調査時期: 2012年6月19日~2012年6月21日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性381名 女性467名 合計848名
調査方法: インターネットログイン式アンケート