7月1日にアメリカ・ロサンゼルスで開催されたアニメイベント「アニメエキスポ2012」で、現在放送中のTVアニメ『トータル・イクリプス』のプレミア上映イベントが実施された。上映前には劇中歌を担当している栗林みな実、ayamiがミニライブを行った。
同アニメは、地球に襲来した異星起源種「BETA」と人類との戦いを描いたロボットアクションで、舞台がアラスカであること、また主人公ユウヤ・ブリッジスが日米のハーフであることなど、アメリカにはとても縁が深い作品。そうした世界観やストーリーに共感した「アニメエキスポ2012」の運営スタッフから熱烈オファーがあり、放送開始日に合わせてイベント開催が実現した。
イベントでは原作・製作総指揮を担当した吉宗鋼紀、エンディングテーマと劇中歌を担当した栗林みな実、新人歌手のayami(劇中歌担当)らが登壇し、日米同時公開となる第1話、第2話の上映会とライブが開催された。
冒頭で吉宗は、本作の重要な鍵である兵器がアメリカで開発されたと解説し、「いわば、人類の窮地を救っているのはアメリカのおかげです! ありがとう!」と呼びかけると、会場に集まった1,100人の観客から「U・S・A!」コールが沸き上がった。
場内が盛り上がる中、続いて登場したayamiが「Apocalypse of Destiny」、栗林みな実が「True 4 Eyes」を初披露すると、日本のファンと同様にケミカルライトを持った観客は総立ちで声援を送った。フィナーレを飾ったのは、再び登場した栗林みな実。エンディングテーマ「signs ~朔月一夜~」で会場のボルテージは最高潮に達した。栗林は「初めてこの楽曲をライブで歌いました。壮大な世界観ですばらしい楽曲に出会いました。大事に歌っていきたいと思います。暖かい声援ありがとうございました」と締めくくった。
(C)吉宗鋼紀・ixtl / テレビ東京 / オルタネイティヴ第一計画