世界中で大ヒットを記録した人気シリーズ『バイオハザード』の最新作『バイオハザードV:リトリビューション』。まだまだその全体像が謎に包まれている本作だが、戦う美しきヒロインのアリスを演じるミラ・ジョヴォヴィッチがニューヨークで開催されたファンイベントに参加し、日本を筆頭にロシア、イタリア、スペイン、ブラジル、メキシコ、オーストラリア、韓国、台湾などWEB中継を結んだ全世界のファンの前で、禁断の質問に答えた。
――ファンからの質問「『バイオハザードV:リトリビューション』(以下、V)には何があるの?」
ミラ・ジョヴォヴィッチ(以下、ミラ)
「Vは信じられないほど、アメイジングなの!14台の発電機を持ち込んで15mにもなる光の廊下を作って撮影したシーンがあるんだけど、照明が焼ける程熱くて、私もアンデッドを演じてくれた日本人のスタントの人たちも大変だった。倒れた時は、熱くなった地面に皮膚をつけているのよ。他にもVのすごい所はグローバルな所。ここNYもだけど、全世界の街を破壊していくわ」
――ファンからの質問「Vで苦労したところは?」
ミラ「スタントね!CGのシーンもあるし、私自身も多くのシーンを自分でスタントしたから。私のスタントをしてくれた人も、テイクを8回、9回も重ねていたから疲労困憊(こんぱい)してた。でも、私はチャレンジが大好きだから、"次は何?どんなチャレンジなの?みんなが喜ぶかしら?"と考えて、毎回スタントを学んでいるの。そう、私はスタントができる女優なんです(笑)」
――ファンからの質問「ジル(『バイオハザードII アポカリプス』で登場。ラクーンシティからの脱出を目指すS.T.A.R.S.の一員)は死ぬの?」
ミラ「アリスがジルを殺してしまうって?この質問をしたあなたは悪い人ね(笑)。今、言えることは、彼女はすごいファイターだってこと。ジルとのファイトシーンの撮影は、本当に大変だった。3Dカメラ5台の前で、いろんな表情でファイトシーンを撮ったの。ずっと彼女の頭を殴っているのよ!その度にジルを演じたシエンナ・ギロリーが頭を振り続けてて、彼女が死んでしまうんじゃないかってくらい!私は"もう、おしまいにさせて!"と言ったわ」
そしてイベントの最後には「VI、そこではアリスが死ぬかも」と発言。ミラは笑いながら話していて、これが彼女のジョークなのか、真実なのかは、VIへの大いなる序章となる『バイオハザードV:リトリビューション』に隠されているのか!?
『バイオハザードV:リトリビューション』(配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)は3Dで9月14日より丸の内ピカデリー他全国ロードショー。 監督は前作につづき、ポール・W・S・アンダーソン。そして中島美嘉がアンデッド役で再び登場の他、過去作のキャラクターたちが総出演の予定だ。