野村不動産アーバンネット株式会社は、2012年5月22日~5月27日に、投資用不動産サイト「ノムコム・プロ」の会員を対象とした「不動産投資に関する意識調査(第4回)」を実施。その結果について発表した。
不動産物件は買い時と8割が回答
同調査は、投資用不動産サイト「ノムコム・プロ」会員を対象にインターネットで実施。749人(投資用物件の保有者431人、非保有者318人)の有効回答が得られた。不動産投資マーケットについての調査では、「今、投資用物件は買い時だと思う」と回答した人は49.5%、「間もなく買い時が来る」と回答した人は29.2%で、合計78.7%が現在のマーケットを「買い時」と考えていることがわかった。投資用物件の「買い時」感は高い水準で推移している。
満足している投資商品は「不動産投資」がトップ
「投資商品の成果について」の質問では、今までの成果に満足しているという回答が最も多かったのは「不動産投資」で50.1%。次に「債権(国債他)27.1%、以下「外貨預金」「FX(外国為替証拠金取引)」「株式(日本株・外国株)」「投資信託」と続いた。さらにこの先1年間で投資したい商品は、「不動産投資」が69.4%と最も多く、次に「株式(日本株・外国株)」が41.9%だった。
満足している投資物件について |
不動産投資をしてよかったと約7割が回答
また、不動産投資を行っていることについて、68.4%が「良かったと思う」と回答していることも明らかとなった。一方で「後悔している」の回答は4.4%、「どちらとも言えない」は27.1%だった。今後の不動産投資に対する中長期的な展望については、「投資用物件の買い増しを検討したい」が最も多く55.7%、「買いかえ(組みかえ)を検討したい」は26.0%、「保有し続けたい」は13.2%だった。
不動産投資で得ている年間収入は200万~400万円が最多
現在、保有している投資用物件についての質問では、総投資額は「5,000万円以上~1億円未満」が最も多く22.7%。全体では42.0%が、総投資額「1億円以上」と回答している。不動産投資で得ている年間収入は「200万円以上~400万円未満」が18.3%と最も多いが、全体の28.0%が「1,000万円以上」と回答していたこともわかった。
アンケート結果は投資用不動産サイトノムコム・プロで公開している。
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