ビー・エム・ダブリューは7日、スポーツ・アクティビティ・クーペ「BMW X6」をマイナーチェンジして発売する。エクステリアをより精悍なデザインへと変更するとともに、標準装備の内容も見直した。

「ニューBMW X6」

エクステリアは、BMWのアイデンティティであるフロントのキドニーグリル、リアのL型コンビネーションランプをともに新デザインに変更。フロントバンパーのエアインテーク内にフォグランプを装備するなど、より精悍な外観となっている。「ニューBMW X6 xDrive50i」では、新たに20インチのアルミホイールが標準装備となった。また、オプション装備としてLEDヘッドライトが新たに設定された。スモールライトリング、ハイビーム、ロービームのすべてにクリアな白い光を放つLEDを採用している。

インテリアでは、ポータブルオーディオプレーヤーを接続できるUSBオーディオインターフェースを採用。「ニューBMW X6 xDrive50i」にはBMWヘッドアップディスプレイも標準装備となった。これは現在の車速、ナビゲーションによるルート案内の矢印表示などをドライバーの視界内のフロントウィンドウに直接表示するドライバー支援システムだ。ラインナップは従来通りの2グレードで、価格は3.0リットル直列6気筒エンジンを搭載する「ニューBMW X6 xDrive35i」が856万円、4.4リットルV型8気筒エンジンを搭載する「ニューBMW X6 xDrive50i」が1,132万円。