グッチのクリエイティヴ・ディレクター、フリーダ・ジャンニーニ (C)BANG Media International

高級アパレルブランドのグッチが地球に優しいエコな靴のコレクションに乗り出した。 この新作コレクションは2012年初秋コレクションの一部で、6月末にグッチのオンラインショップと世界中の旗艦店でお目見えする。

新コレクション「サステナブル・ソール」は、同社クリエイティブ・ディレクターのフリーダ・ジャンニーニがデザインを手掛けた。その靴は生分解性プラスチックで制作され男女各々2つのスタイルの靴があるという。

婦人靴はバレエ・フラットシューズで、赤、暗褐色、黒などツヤのある色調が揃っており、カットアウトされたディテールとグッチのロゴマークがあしらわれている。一方の紳士靴はスニーカーで、バイオラバーの靴底のハイカットとローカットの2展開。靴の上部は化学製品を使用しない子羊のなめし皮でできており、さらにバイオ原料でできた靴紐が付いている。靴の裏側にはまた、再生可能なポリエステルのラベルに緑色でグッチのロゴが印字されている。

グッチが創り出した環境にやさしい製品はこれが初めてではない。昨年、同ブランドはヒマシ油を原料とするバイオプラスチックでできたフレームのコレクションを初披露し、今後には、木の繊維を溶かして鋳造したというユニークな素材、リキッドウッドでできた世界初のサングラスを発表する予定だ。

(BANG Media International)