ここ日本では、映画『宇宙兄弟』の主題歌に起用されたことも記憶に新しいコールドプレイ (C)BANG Media International

イギリスのロック・バンド、コールドプレイがパラリンピックの閉会式で演奏することが決定した。

9月9日にロンドンのオリンピックスタジアムで開催される「フェスティバル・オブ・フレイム」の参加者の一員に選ばれたことを同バンドのフロントマン、クリス・マーティンは大変光栄に思っていると話している。「ロンドンでパラリンピックの選手のための閉会式での演奏を依頼され、とても光栄に思っているよ。(閉会式の芸術監督)キム・ギャビンと(バンドのライブショーデザイナー)ミッツィ・バックリィの2人は、そのスタジアムにいる選手、観客、そして世界中の視聴者のため、華々しいパラリンピックの閉会式をしようと努力を重ねているし、僕らもそれに関われるのがとてもうれしいんだ」

一方、リアーナをゲストボーカルに迎えた同バンドの新曲「プリンセス・オブ・チャイナ」は、スタジオでなんとなくやっている時に制作されたようで、曲を書いた時は自分たちのために取っておくつもりなど全くなかったとクリスは明かしている。

「僕らは、ゲストということをかなり特別視している。僕らは当時ニール・ヤングのブリッジ・スクール支援コンサートに向けて取り組んでいる最中で、その前日にスタジオ入りしてなんとなくやっていた時にこの曲が浮かんで、すぐにこれはリアーナにあげるべきだと思ったんだ」

しかし、バンドのメンバーもこの曲が気に入ったため、リアーナとのデュエットという形にすることに決めたのだという。「もし曲自体が誰か他人のものだと物語っていれば、それはそれで仕方がないと思うよ」

(BANG Media International)