6月2日公開の映画『外事警察 その男に騙されるな』の特別試写会が21日、都内で行われ、主演の渡部篤郎をはじめお笑いタレントの松村邦洋、山本高広、おおともりゅうじ、坪倉由幸が出席した。

左から、坪倉由幸、松村邦洋、渡部篤郎、山本高広、おおともりゅうじ 拡大画像を見る

試写会の前に行われたこの日のイベントに、本作で主演を務める渡部篤郎のモノマネを得意とするお笑いタレントの松村邦洋、山本高広、おおともりゅうじ、坪倉由幸が集結。まずは坪倉が登場して「どうも。渡部篤郎です。似てない?実際こんなもんだよ」と披露した後、「その男に騙されるな!」と割り込んでおおともりゅうじ、松村邦洋、山本高広の順で渡部のモノマネを披露した。

松村の時には客席から「掛布さ~ん」と掛け声を掛けられて得意の掛布雅之のモノマネを、山本の時はお馴染みの織田裕二のモノマネも見せて会場は爆笑の渦に。4人のモノマネが一通り終わった後、いよいよ渡部が登壇すると、4人は口を揃えて「申し訳ありませんでした……」と平謝り。当の渡部は苦笑いを浮かべるも「(モノマネされて)嬉しいですよ。いつも楽しく見ています」と話し、松村には「クオリティ高いですよね」と絶賛した。その一方で山本に対して「一番低いよね。勝手に作ってるでしょ?」とダメ出し。だが4人に対して「公認? 嬉しい限りです。もちろんですよ。よろしくお願いします」とモノマネの公認を与えた。

また、この日訪れた観客に対して渡部は「テレビドラマから苦労しながら作ってきて、こうやってお客さまに見ていただくことで全てが癒されます」と感謝の言葉を口にしてイベントは終了した。2009年10月にNHKで放送された渡部主演の『外事警察』を、『ハゲタカ』のスタッフと「相棒」シリーズの脚本家がタッグを組んで映画化。国際テロ捜査を専門にした警視庁公安部外事課、通称"外事警察"の知られざる姿に迫る。映画『外事警察 その男に騙されるな』は、6月2日より全国公開。