「おいしいリゾート」をテーマに日本各地でリゾートホテル業を展開するセラヴィリゾート泉郷は、昨年オープンの「八ヶ岳泉郷ファーム」で共同体験型農園の参加者を募集している。1区画の広さは約20㎡、費用は年間2万円で30区画。
同社が展開する各施設の宿泊客をはじめ、個人・法人会員、別荘オーナーなどの中で、八ヶ岳南麓で「農」のある暮らしに興味のある人を対象とした新しい企画。本格的な農園で、価格・管理ともに手軽に楽しめる新しい農業体験として実施される。
ミニトマトやきゅうり、とうもろこし、ズッキーニ、ピーマン、なす、枝豆の7種類を作付け可能。苗や肥料、資材など、必要なものはすべて用意されているので、参加者は好きなときに自由に畑で作業することができる。また、月に1回程度の合同作業日があり、山梨県北杜市の青年農業士である井上能孝氏(井上農場)の作業指導も受けられる。
標高1,000mの涼しい気候と、無農薬・無化学肥料によるこだわりの有機栽培で育てる新鮮な野菜は、香りも高く、味わいが濃いのが特徴。家庭菜園未経験者でも、気軽に体験農園に挑戦できるという。
なお、体験農園は5~10月の限定となっているが、別の畑での生産物を使用した「加工体験(味噌・豆腐・小麦パン)」の企画も予定している。