現在フジテレビ"ノイタミナ枠"で放映中のテレビアニメ『坂道のアポロン』。本日5月10日オンエアとなる第5話の挿入歌として、手嶌葵がカバーしたジャズの名曲「バードランドの子守唄」が起用されることが明らかとなった。
手嶌葵といえば、ジブリ映画の『ゲド戦記』(2006年作)や『コクリコ坂から』(2011年作)の主題歌、菅野よう子とのコラボレーション曲などで知られているが、今回『坂道のアポロン』では1952年に盲目のジャズ・ピアニスト、ジョージ・シアリングが作曲したジャズ・スタンダートナンバー「バードランドの子守唄」をカバー。歌声はファンにはおなじみのクリス・コナー盤ではなく、オリジナル音源となっている。
菅野よう子は手嶌葵を起用した理由について「劇中に出てくるスタンダード曲「バードランドの子守唄」を、主人公の心情を重ねて表現しようと思い、手嶌葵さんを抜てきしました。ビート感がすばらしかった」と話している。
本日放送される第5話は、音信不通であった母と再会するため、東京に向かうことになる主人公・薫だが、「バードランドの子守唄」は薫の想いを代弁するような胸の熱くなるワンシーンで使用されるという。
なお、この手嶌葵による"バードランドの子守唄"カバーのフルコーラスバージョンは、現在発売中の『坂道のアポロン オリジナル・サウンドトラック』にも収録。このサントラは、amazonジャズ部門において1位を獲得するなど好調なセールスを記録している。
(C)小玉ユキ・小学館/「坂道のアポロン」製作委員会
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