JAF(日本自動車連盟)は、高速道路を利用する機会が増える、大型連休の前にタイヤなどの車両点検を行うよう呼びかけた。
JAFは、ロードサービス救援現場で故障救援依頼の応急処置を行った後、故障箇所以外にもオイルや冷却水、バッテリー、タイヤなどを無料で点検し、二次事故(故障)の防止を図る「ワンポイントアドバイス」を実施している。2011年度は、175万4320件実施し、点検の結果、応急処置または修理が必要だった箇所は27万6049件にのぼった。そのうち最も多かったのはタイヤ関係で、「空気圧」「摩耗・ひび割れ」などの不具合が11万9617件あったという。
特に大型連休の場合は、高速道路のロードサービスも増加傾向にあり、昨年は全国で4756件、1日平均は普段の日の1.6倍にあたる476件にのぼった。そのうち、トラブルの上位につけたのが「タイヤのパンク」1353件(全体の約28%)と「燃料切れ」577件(全体の約12%)だったという。
JAFは、なれない高速道路を利用する機会も増えるこのシーズン、クルマで出かける前には、タイヤ(空気圧と摩耗)と燃料のチェックを行うよう呼びかけている。
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