ハリウッド女優のエミリー・ヴァンキャンプと俳優の真田広之が25日、東京・有楽町のザ・ペニンシュラホテル東京で行われた、米ドラマ『リベンジ』の来日記念トークイベントに出席した。

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米ドラマ『リベンジ』は、主人公のエミリー・ソーン(エミリー)が家族を崩壊させた者たちを追いつめる復讐劇で、全22話。幼少期に父親を無実の罪で投獄されたエミリーは、父を陥れた実力者・グレイソン家を討つため高級住宅地ハンプトンへ乗り込み、復讐を果たしていく――というストーリーで、ドラマは、無料BS新チャンネルDlifeで毎週土曜日21時から放送中。真田は、第9話(5月12日放送)からエミリーに復讐のサポートをする投資家のサトシ・タケダ役でゲスト出演している。

今回初来日のエミリーは、「鎌倉の海に行きました。姉が東京に住んでるので、買い物の案内をしてもらいたい」と笑顔で話し、「回が増すごとにどんどん面白くなる作品。復讐がテーマだけど共感できると思う」とPR。また、凱旋帰国した真田は「このドラマの復讐の原動力は"愛"。後半は急展開するのでお見逃しなく!」とアピールし、『LOST』以来、2度目の米ドラマ出演に「日本と違うのは、予算の規模と現場にあるお菓子の多さ」と話して笑いを誘っていた。

セレブのパーティーシーンが多い同作の撮影で、真田は「僕は割と汚ない格好の役柄が多いので、きれいなおべべが着れて幸せでした」と振り返ると、エミリーは「お姫様みたいな格好は楽しいけど、18時間とか撮影が続くと疲れちゃう。スウェットに着替えたかった」と苦笑い。劇中、真田から武術の手ほどきを受けたそうで「私が完璧に出来るようにリードしてくれた。撮影中もオフの時も先生と生徒のような関係なので、その波長が伝わると思う」とニッコリ。真田は「残念ながら、スタジオ以外のオフじゃないんですが……」と笑わせながらも、「想像以上の役づくりへの情熱を感じた。呑みこみが早くて優秀な生徒さんでしたね」とエミリーを絶賛していた。