7月13日公開の映画『BRAVE HEARTS 海猿』の主題歌を「ベイビー・アイラブユー」などのヒットで知られるR&Bシンガー、シェネルが歌うことが16日、発表された。
映画『BRAVE HEARTS 海猿』の主題歌を担当することになったシェネル 拡大画像を見る |
過去2作連続で、日本実写映画の年間興行収入1位を記録した大ヒットシリーズ『海猿』。2010年にその完結編『THE LAST MESSAGE 海猿』が公開されてから2年、ファンの期待にこたえ、今年7月に4作目となる続編が公開される。再び海上保安官・仙崎大輔(伊藤英明)が特殊救難隊の一員として、海難救助の最前線で危機に立ち向かう姿が描かれる。
同シリーズが、作品ごとにこだわってきたのが主題歌で、これまでも映画のテーマを伝えるに相応しい主題歌にするため、オファーするアーティストにもこだわってきた。1作目はJOURNY、2作目は伊藤由奈、3作目はEXILEに依頼。そしてこのたび、最新作の主題歌、書き下ろしオリジナル曲「ビリーヴ」がシェネルの歌声に託されたかたちだ。シェネルは、「ベイビー・アイラブユー」がダウンロード150万枚突破、同曲が収録された最新アルバム「ラブ・ソングス」が35万枚を突破するなどいま、20代の女性を中心に支持を集め"ラブ・ソングの歌姫"といわれる女性ヴォーカリスト。
シェネルは「海外のアーティストでありながら、日本の素晴らしい映画『BRAVE HEARTS 海猿』の主題歌を歌う機会をいただけて、とても嬉しいです! 映画のストーリーを聞いて、みんなが奇跡を信じて、前向きなエネルギーを周りに広めるきっかけに繋がれば」と喜んでいる。
同作の臼井裕詞プロデューサーは「生きていくことが難しい今の時代、作品をみた人が『救い』を感じられる映画を作りたい、『信じることで奇跡はおこせる』といったテーマを主題歌でも伝えたい、と考えていた。そして圧倒的な歌唱力に透明感があるシェネルの美しい歌声に惚れ込み、彼女なら『希望の歌姫』になれる」と起用を決めたという。「君と一緒なら、信じる勇気を持って乗り越えて行ける」という大きな愛のメッセージが込められた主題歌「ビリーヴ」が収録されたニューアルバムは、7月4日にリリースされる予定だ。