劇場版『名探偵コナン 11人目のストライカー』完成披露試写会舞台あいさつが1日、都内で行われ、ゲスト声優を担当したモデルの桐谷美玲、サッカー・川崎フロンターレの中村憲剛選手、主題歌を担当した、いきものがかりメンバーらが登場した。

劇場版『名探偵コナン 11人目のストライカー』の完成披露試写会に出席した桐谷美玲(右)と中村憲剛選手 拡大画像を見る

同映画は、昨年、シリーズ累計興行収入が400億円を突破した人気アニメの最新作。今年はJリーグ全面協力のもと、"サッカー"がテーマのストーリーとなっており、キングカズこと三浦知良選手、遠藤保仁選手、今野泰幸選手、楢崎正剛選手ら現役Jリーガーが本人役で声優に挑戦している。4月14日より全国公開。

スポーツ紙のカメラマン役でアニメの声優に初挑戦した桐谷は、「私、本当にコナンが大好きで。小学校三年生から単行本を集めていて74巻まで全部持っています」とうれしそうに話した。また、「家族全員でコナン好きなので、このお仕事の話をいただいたとき、すぐに家族に電話したら、今までのどの仕事よりも反応が良かった(笑)」とエピソードを明かした。

コナンだけでなくサッカーも大好きという桐谷だが、中村選手を前にすると、「緊張します。家族でよくサッカー観戦にも行っていて。中村選手はテレビの前でもずっと見ていたので、ドキドキしています…」と話すと、中村選手は照れ笑い。中村選手らの声優ぶりを聞かれると、桐谷は「皆さん本人役で出演されているのでリアルで、インタビューの姿をそのまま見ている感じで、素敵でした」と絶賛した。

一方の中村選手は、「僕も小さいころから見ていたコナン君に、まさかこの年になって自分が出られるなんて思ってもいなかったので、うれしいです」と笑顔で話した。また、イベントでは同作の大ヒットを祈願して、桐谷が客席にシュートを打つ一幕も。「ほとんどボールを蹴ったことがない」という桐谷に対し、中村が「真ん中の下くらいを蹴ると上に跳ぶ」など、シュートのコツを伝授。すると、桐谷のシュートは見事成功し「うまく客席まで飛んでよかった~」と中村と顔を見合わせて、拍手をして喜んだ。