熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップから、トレンド・グルメ・スポーツなどのスポット&イベント、便利・健康・天気などの生活情報まで、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分のニュースを総ナメできる!
※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ屋】と略表記します
●「高橋尚子、結婚目前の交際秘話」【スッキリ】【とくダネ】
「『彼がいなくなったら(困る)』と思って私から告白した」「頼りがいがあって安心できる、空気のような存在。私にはもったいない人」と幸せいっぱいの高橋を【スッキリ】は、祝福ムード。「結婚会見みたいだね」とホメたたえる加藤浩次。元プロテニス選手の杉山愛は、「実は"女子アスリート(飲み)会"で聞いていた。わざわざ西村さんを見に行ったくらいイケメン」と絶賛していた。
【とくダネ】は、西村さんに密着取材し、「笑顔が1番好き。ずっと笑顔でいてもらえるように頑張ります」というコメントを引き出したが、「おい! こんなに追いかけたら、オレ友だち1人失っちゃうよ」とあわてる小倉智昭。週をまたいでのトップニュース扱いは、いまだQちゃん人気健在ということか。
●「上野のパンダ、子作り大作戦」【スッキリ】
メスのシンシンが、子作りに備えて筋トレに励む姿を公開。ほのぼのとした癒やし映像に、「パンダも人間と同じで相性があるんでしょ。うまくいくといいね」と目尻を下げる加藤浩次。この人結構アニマル好きだ。好意的なムードの中、「産まれたら中国に金をもってかれる。親権は向こうにあるから」と身もフタもないことを言うコラムニスト・勝谷誠彦。そう、あなたはそのためにいるのです。
●「入籍からわずか6日! 狩野英孝が浮気報道を謝罪」【スッキリ】
狩野英孝 |
20代女性と合コン後にホテルへ入り、別の日も会っていたことが明らかになった狩野。入籍のときは、ほとんど報道されなかったけど、浮気はキッチリ報道! それがワイドショーなのだ。「自分の考え方、行動がいかに甘かったか……」と反省しきりの狩野だが、それより、こんなリアルなイケメンエピソードは営業妨害ではないか。今こそ『ロンハー』のお色気ドッキリを仕掛けてほしい。
●「ブレイク中の『ももいろクローバーZ』、初の生放送ライブ」【スッキリ】
生放送ライブ初体験の『ももクロ』は、ド緊張モード。「私たちダンスのうまい子で集められたので歌は……」と弱気なリーダー・百田夏菜子に、「お前たち何言ってんだ」とテリー伊藤。冗談半分でも、ちょっと怖いぞ。前日には、百田が『メレンゲの気持ち』の司会抜てきが発表され、『深イイ話』に出演するなど、日テレの『ももクロ』推しは強烈だ。
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日テレと特別な関係? |
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恋多き男、濱口優 |
●「よゐこ濱口、倉科カナが破局」【ミヤネ屋】
小倉優子と別れて傷心の濱口を倉科が癒やしたことから、2008年夏に交際スタート。順調に愛を育んでいると思われたが、濱口はレギュラー番組7本を持ち、倉科も連ドラ常連となるなど、仕事量が増えて破局したという。「もともと本人も両事務所も、交際を認めていなかったからコメントもなし。まあ、人気者同士だから仕方ないかな」と淡泊な宮根誠司。小倉のときに続いて、今回も貝にならなければいけなかった濱口が、「ラブラブ交際宣言!」する日は来るのだろうか。
●「『ドリカム』吉田美和が突然の結婚発表!」【スッキリ】
相手はロックバンド『FUZZY CONTROL』のJUONこと鎌田樹音。19歳年下の年の差婚であることや、発表日が『ドリカム』のデビュー記念日であること、3月8日の入籍日が樹音の誕生日で美和という名前にちなんだことが紹介された。「年下の子がホレるのは吉田さんの魅力ですね」と加藤浩次、「『全身全霊で守っていきます』という男らしさに惹かれたのかも」と大沢あかねは、ともに興奮気味。一方、テリー伊藤は、「お母さんが(女優の)りりィさんなんだね」と驚き顔。評論家の宮崎哲弥は、「(樹音のバンドは)技巧派で骨太」としったか顔。突然のニュースだからか、コメントがバラバラだった。
●「楽天・田中将大投手と里田まいが入籍を報告」【バード】
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"あげまん"になれるか |
20日に婚姻届を提出した2人。すでに仙台で新婚生活を送っていて、妊娠はしていないそうだ。マーくんは、「『結婚したからダメになった』と言われたら、奥さんがかわいそう」と張り切っているという。そんな入籍の話より、「もうすぐプロ野球が始まりますからね」と野球の話がしたい羽鳥慎一。この人、かつてプロテストを受けたほどの野球好きなのだ。ところで、野球選手として忙しい『春分の日』をあえて選んだ理由はあるのか……一般人なら毎年祝日で仕事が休みになりやすいのだけど。
●「オセロ中島騒動。占い師の親族が反論」【とくダネ】
一段落と思われた中島騒動だが、3週間ぶりに占い師の親族が姿を見せ、初めて肉声を発した。「好き勝手に書かれてビックリ」「中島さんの意向でそういうことになった」「家賃のことは中島さんに聞いて」と話す親族。さらに、「占い師なんていません。全部ウソ」と話すのを聞いて、「占い師と霊能者ではグレードがちがうのか?」とつぶやく小倉智昭。「霊能者の割には、このいきさつを余地できなかった」と返すデーブ・スペクター。全て不毛なやり取りだ。
●「財政破たん懸念の泉佐野市が、『市の名前売ります』」【とくダネ】
人口約10万人の大阪府泉佐野市が、命名権の売却で広告収入を得ようとしている。しかし、住民たちに話を聞くと「そんなアホな」「赤字になるよりはマシ」と不満の様子。ただ実際には、議会の承認、条例改正、市民の理解など実現へのハードルは高いようだ。田中アナの「例えば、『とくダネ市』になるということ」という言葉に、「そんな高くなければ買ってもいいかな」と軽口をたたく眞鍋かをり。「5万円とかじゃ買えないと思うよ」と笑う小倉智昭。このやり取り、崖っぷちの泉佐野市民はどう思うのか。
●「浜名湖に謎の巨大生物? ハッシー」【バード】
ウナギの名産地で知られる静岡県の浜名湖に、体長4～5mの巨大生物が発見されたという。「個体が二つ泳いでいた」「長年漁をしているが、こんなのは初めて」と興奮気味に話すベテラン漁師。アザラシ説とクジラ・イルカ説が紹介される中、「ウナギは有名なところですけどね……」と真顔で語る羽鳥慎一。ボケているのか? さらに、「鹿児島には約3mのウナギがいる。巨大ウナギの養殖に成功した人がいるのかも」と続けた。これもボケなのか?
●「デビュー35周年の松山千春に、ホンネを直撃」【バード】
歯に衣(きぬ)着せぬ発言のルーツは、ローカル新聞の記者だった父親。その姿勢を見て、反骨精神を身に付けたという。「伝えたいメッセージを歌に込めて、足りない部分を話す」というスタンスだが、2時間のライブはトーク1時間2分、歌58分。足りないところが多すぎないか? そんな松山を見て「ホンネを言って笑いが起こるのは話術レベルが高い」と語る長嶋一茂。よくぞ自分を棚に上げました。前日に『衆議院選への出馬報道』があったというタイムリーすぎるキャスティングに、あらぬ臆測が頭をよぎってしまう。
●「ホイットニーの遺体からコカインや大麻を検出」【バード】
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先月、ロサンゼルスのホテルで亡くなった歌手・ホイットニー・ヒューストンさん。その死因は、コカイン使用、心臓疾患、溺死と発表された。リポーターが「『国の宝』とまで言われた歌手が、最後まで薬物から逃れられなかった」と読み上げ、沈黙するスタジオ。危機察知力の高い羽鳥慎一&赤江珠緒は、こんな話題をサラッとスルーできるのだ。
さらに、以下三つのニュースが金曜の朝に飛び込んできた。
「中島美嘉、バレーボール日本代表・清水邦広と熱愛」「青木さやか、ダンサーの夫と結婚4年半で離婚」「片瀬那奈、一般男性と『ドン・キホーテ』デート」。
いずれも【とくダネ】では取り上げなかったものの、続く【知りたがり!】ではしっかり報道。特にロンブー・田村淳が積極的に発言していた。身長差32cmカップルの中島に「おとなしいのでスポーツ選手に惹かれるイメージはなかった」と驚き、かつて再三ドッキリを仕掛けた青木に「婚姻届の保証人だったから電話があった。頑張ってほしい!」と熱いエール。"昼仕様"の淳は、恵俊彰のようなキャラになっている。
桜の開花宣言が待ち遠しいが、女性芸能人たちの恋はいつになく活発。今週ここに書いただけでも、高橋尚子、吉田美和、里田まい、中島美嘉、片瀬那奈……見事に超スレンダーボディーが並んだが、何か関係あるのか? 幸せ満開の彼女たちに今年のサクラは、よりキレイなものとして映るだろう。一方、ロンリーなぽっちゃり芸能人たちは、花より団子で。
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きむら・たかし
コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを提供するほか、業界通として『芸能★BANG!』(日テレ系)などに出演。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など
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