女優の川口春奈、俳優の山本裕典、AKB48の篠田麻里子らが14日、東京・新宿ピカデリーで行われた、映画『桜蘭高校ホスト部』のスペシャル上映会に出席した。

映画『桜蘭高校ホスト部』のスペシャル上映会に出席した川口春奈(左)と山本裕典 拡大画像を見る

映画『桜蘭高校ホスト部』は、お金持ちの子息が通う学校に君臨する6人の美男子と庶民派の少女・藤岡ハルヒが繰り広げる学園コメディー。同名の人気コミックが原作で、2006年にアニメ化、2011年にはドラマ化されている。ひょんなことから男の子のフリをしてホストとして働くハルヒ(川口)は、ホスト部の部長・須王環(山本)に気づかぬ内に恋心を抱いていたが、環はシンガポールからの留学生・ミシェルに夢中。戸惑うハルヒを見たホスト部のメンバーらは動揺し、部内に亀裂が入ってしまう――というストーリーで、17日より全国公開。

イベントには、主演の川口、山本と篠田のほか、竜星涼、中村昌也、千葉雄大、高木心平、高木万平、大東駿介のキャスト陣と韓哲監督が出席し、川口は「映画は恋愛がメイン。登場人物たちの愛があふれる作品です」とPR。山本も「アクションや甘酸っぱい恋が詰まってる。細かいところで笑えるので、隅々までチェックして!」とアピールした。映画ならではのスペシャルゲストとして、ワガママなお嬢様・ミシェルを演じた篠田は「原作を読んでいたので、出演できてうれしかった。みなさんも優しくてすぐにとけこめました」と笑顔で振り返った。

また、ホワイトデーといことで、川口、篠田に男性陣が愛の告白&クッキーをプレゼントする企画も行われ、「今日はこんなに大きいクッキーを用意したよ。後で2人で食べようね」(千葉)、「ハルヒ、俺じゃダメ?」(心平)など、様々な愛がささやかれる中、山本は篠田にひざまずき、「あなたの愛をフライングゲットしていいですか?」と告白し笑いを誘った。篠田は「全員良かったから選べないです」と微笑んでいたが、川口は「みんな思ったより普通だった」と辛口コメント。山本に「春奈ちゃん、1年間ご苦労様。これからもよろしく!」と真面目に告白されると、「一番シンプルに決めてくれた山本さんが一番良かった」とはにかんでいた。

前列左から、韓哲監督、竜星涼、川口春奈、山本裕典、AKB48・篠田麻里子、大東駿介、後列左から、高木万平、高木心平、千葉雄大、中村昌也