株式会社マインドシェアは、ママの声を集めたランキングサイト「ママこえ(http://mamakoe.jp/)」で、子育て家族とその親世代との居住スタイルに関するアンケートを実施したと2日発表した。アンケート期間は1月下旬~2月下旬の1カ月間で、サンプル数は平均約360。

アンケート内容 現在親と同居している? 今後同居予定は ママの親との居住スタイルの理想形は? パパの親との居住スタイルの理想形は? ママの親からどんな援助を受けている? パパの親からどんな援助を受けている?
1位 していない(86%) ない(59%) 近居(移動時間30分以内)(62%) 中距離居住(34%) 特に援助なし(39%) 特に援助なし(64%)
2位 パパの親と(8%) 可能性あり(25%) 隣居(二世帯住宅など)(19%) 近居(29%) 育児援助(22%) 金銭的援助(13%)
3位 ママの親と(6%) 可能性濃厚(12%) 中距離居住(移動時間30分超え)(11%) 遠距離(29%) 金銭的+育児援助(18%) 育児援助(8%)

子育て世代の親との同居率は13%。同居のきっかけは育児支援の期待やパパの仕事の都合、経済的な問題や実家の増築などがある。親の介護がきっかけで同居するようになったという訳ではなさそう。

今後の同居の可能性を感じているのは4割弱。「主人が一人っ子だから」、「長男長女だから」という意見が多かったが、「親が一人暮らしをするようになったら考える」など、親の状況次第では同居もやむを得ないとの覚悟もある。

居住スタイルについては、ママ自身の両親とは「近居」が理想と考えるママが62%と圧倒的。夫に気を気を遣わせず、親には助けてもらえる距離感を求めているようだ。

これに対しパパの両親とは「中距離居住」を理想とするママが34%にのぼる。ママ親から受けている援助の種類が、毎日の暮らしで必要不可欠な食品や日々の子守りであるのに対し、パパの親からの援助は「帰省の際の交通費」など特別なタイミングで差し伸べられるものである可能性が高い。援助の差もこの結果を生んだ原因のひとつと言えそうだ。

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