女優の吉高由里子が1日、東京・スペースFS汐留で行われた、映画『僕等がいた』の女子限定試写会に出席した。

左から、小松彩夏、吉高由里子、福田彩乃 拡大画像を見る

映画『僕等がいた』は、クラスの人気者だが心に影を持つ矢野元晴(生田斗真)と、矢野を一途に想い続ける高橋七美(吉高)が、北海道・釧路と東京を舞台に、高校生から社会人への青春の過渡期の中で織り成す純愛ストーリー。原作は、2002年から『月刊ベツコミ』(小学館刊)で10年間に渡って連載された小畑友紀作の同名コミックで、前編は3月17日から、後編は4月21日からの連続2部作で全国公開予定。

イベントには、主演の吉高のほか、共演の小松彩夏とモノマネ芸人の福田彩乃が出席。福田が七美の衣装で、「北海道からピューって来ました! ハイボール!」と吉高のモノマネをしながら登場すると観客たちは大爆笑。吉高は、ハイテンションでモノマネを続ける福田に「フェイクと一緒の舞台あいさつなんて初めて。やりにくいー」と苦笑いすると、「一緒だ!」と抱きつかれ、「一緒じゃないよ!」と一撃。そんな2人の応酬に小松は「見てたら段々似てきましたね」と感心した。また、女子限定の試写会ということで、一般人から寄せられた恋の悩みに3人が答える企画も。長く付き合うには? という質問に、福田はYOUのモノマネで「束縛とかいらなーい。思いやりとか持っちゃえばいいじゃーん!」とアドバイスすると、吉高も負けじとYOUのモノマネを披露していた。

様々な女子の恋の悩みに吉高が「お父さんの声がスモーキーだから、ピーピーした声の男は落ち着かない」、「好きっていう気持ちを満喫してるのは、潤ってる証拠。うらやましい」などと心情を明かすと、福田も真面目に回答。会場の忍び笑いに、吉高は思わず、「あっはっはー! かわいそう!」と高笑いしていたが、「私も大事な話をすると笑われる。そこは、似てるね」と同情していた。終始、笑いの絶えなかった舞台あいさつに吉高は、「何だか訳が分からないうちに終わっちゃったけど、映画は一生懸命やりました。大人の人は青春の切ない恋を思い出すと思うし、若い人はこんな恋いいなって思う映画になってると思います」と最後はしっかりアピールしていた。