劇中のヒロイン、シルビア役でハリウッド映画の日本語吹替え版声優に初挑戦する篠田麻里子

AKB48の篠田麻里子が、2月17日より全国公開される映画『TIME/タイム』の日本語吹き替え版の声優を務めることが10日、明らかになった。AKB48のメンバーが、ハリウッド映画の日本語吹き替えを担当するのはこれが初となる。

映画『TIME/タイム』は、科学技術の進化により人間の成長が25歳で止まり、人間の"余命時間"が通貨として流通する近未来を舞台に、スラム地域で暮らす主人公のウィル(ジャスティン・ティンバーレイク)と、大富豪の娘シルビア(アマンダ・セイフライド)が、この世界の価値観を揺るがす真実を追う姿を描いたノンストップ・アクション・サスペンス。監督は『ガタカ』、『トゥルーマン・ショー』などで知られる鬼才アンドリュー・ニコルによるオリジナル脚本作品となる。

今回、配給元の20世紀フォックス映画は「25歳で全ての人間の成長が止まる」という映画の設定に合わせ「今日本で最も輝く25歳」として篠田にオファー。すでに収録を終えた篠田は、今回の声優初挑戦について「ハリウッド映画の吹き替えは初めてだったので、全てのシーンが難しかったです。喋りだすタイミングや(役者の)息づかいまでピッタリ合わせないと出来ない、大変な作業だなと思いましたが、精一杯がんばりました!」と話しているが、劇中では初めてとは思えない堂々とした声優ぶりを発揮し、クールにヒロインのシルビアを演じているという。

同映画の公式サイトでは、昨年の12月27日より、篠田本人の画像にモザイクをかけた特別ポスターを掲載し、3つのヒント(現在25歳、国民的な人気を誇る女性、強く握ったコブシで念願のNo.1を獲得)から声優の正体を当てる「日本で最も輝く『25歳』を当てろ! キャンペーン」を展開。応募総数は約2週間という短い期間の募集にもかかわらず1,000通を突破し、大きな反響を呼んでいた。

映画『TIME/タイム』は、2月17日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほかで全国公開。