本田技研工業の米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターは、16日から開催されている「2011年ロスアンゼルスオートショー」にて、小型CUV「CR-V」(北米仕様)の新型と、電気自動車「フィットEV」の市販モデルを発表した。
北米仕様の新型CR-Vは、フロントからリアまで滑らかに流れるようなフォルムに、ワイドなシートや大型コンソール、ワンタッチで収納できるリアシートなどのインテリアを採用した小型CUV(クロスオーバー・ユーティリティー・ビークル)。走破性と燃費性能を高めた新開発の「REAL TIME AWD(インテリジェント・コントロール・システム)」を採用し、小型CUVではクラストップという低燃費も達成している。エンジンは2.4L DOHC i-VTEC、トランスミッションは5ATを採用。乗車定員は5名。
フィットEVは、専用「EV双方向リモコン」やスマートフォンを使って、電池残量の確認やエアコンのON/OFF、充電装置に接続している場合は充電の開始と完了などの遠隔操作も行える電気自動車(EV)。240V電源使用時は3時間以内でフル充電が完了し、夜間など電気料金が低い時間帯を活用した経済的な充電が可能。「SPORT」「NORMAL」「ECON」の走行モードがあり、電力消費の少ない走行からスポーティーな走りまでを選択できる。乗車定員は5名。