映画『指輪をはめたい』完成報告記者会見が3日、都内で行われ、主演の山田孝之、小西真奈美、真木よう子、池脇千鶴、岩田ユキ監督が出席した。

左から、岩田ユキ監督、真木よう子、山田孝之、小西真奈美、池脇千鶴 拡大画像を見る

山田は作品にちなんで、3人の女性と同時に付き合うことへの興味を聞かれると「名前を間違えたらいけないとか気を遣うことが多い。そこまで労力を費やす利点がないですよね(笑)」とキッパリ否定し、「許せるという人は、自分でやっている人だけ」と三股反対の立場をとった。

同作は、婚約指輪を渡す相手が一体誰なのかを忘れてしまった記憶喪失の輝彦(山田)が、クールな智恵(小西)、セクシーなめぐみ(真木)、素朴な和歌子(池脇)らタイプの違う女性から愛されてしまうことから起こる騒動を描くラブコメディー。

山田は「30手前で結婚を考えなければいけない年齢になりました」と本作への出演理由を説明するも、自身の結婚観は変化していないそうで「結婚はタイミングやめぐり合わせ。したいと思ったらするし、したくなかったらしない。機が来ればすぐにでもゴー」と持論を展開。さらに、主人公のように記憶喪失になったら? と聞かれると「海外の暖かいところに行って、漁師になる」と独特な願望を語った。

一方、女性陣は「絶対に嫌」(真木)、「人事だったらどうでもいいと思うけれど、自分が絡んでいたら許せない」(池脇)と口々に三股を嫌悪するも、小西は「彼女になるのは嫌だけれど、友達になってどんな感じなのか話を聞いてみたい」と興味津々。また小西が結婚相手に求めるのは健康だそうで「一生一緒にいる人なので虚弱体質ではなく、健康で明るい人がいいですね」と堅実な理想を明かしていた。

映画『指輪をはめたい』は11月19日より、新宿バルト9ほかで全国公開。