映画『カイジ2~人生奪回ゲーム~』の試写会イベントが1日、東京・六本木ヒルズで行われ、キャストの藤原竜也、伊勢谷友介、吉高由里子が出席した。

左から、伊勢谷友介、藤原竜也、吉高由里子 拡大画像を見る

映画『カイジ2~人生奪回ゲーム~』は、福本伸行の人気コミック『カイジ』(『週刊ヤングマガジン』で連載中 講談社刊)を映画化したもので、2009年に公開された映画『カイジ~人生逆転ゲーム~』に続く第2弾。借金まみれで強制労働施設送りになった伊藤カイジ(藤原)は、帝愛グループが経営する裏カジノで、借金を返済するため、仲間たちと共に人生奪回の命を賭けた極限のゲームに挑む――というストーリーで、5日から全国公開される。

会場内に敷かれたレッドカーペットに藤原、伊勢谷、吉高が登場すると集まった約1,000人の観客は大歓声が上がり、藤原は「全員で突っ走ってきました。元気が出る、勇気が出る作品になってます。皆さん是非観て下さい」とあいさつした。イベントでは、キャスト3人から出題される3択問題に答え、見事勝ち抜いた3人の観客のみが試写を観ることが出来るという、"勝たなきゃ見られない! サバイバル試写会"を開催。裏カジノの支配人・一条聖也役を演じた伊勢谷は、「この2人(藤原と吉高)もクズなりに頑張ったから、皆さんも頑張って!」と観客に応援を送り、カイジの仲間・石田裕美役を演じた吉高は、「みんな、こんな平日に何やってんだー。勝たなきゃクズだー!」と叫び会場を盛り上げた。

伊勢谷からの「僕が思う、この3人の中で一番肝が据わっている人は?」という出題には、ほとんどの観客が吉高ゾーンに集結。答えはやはり吉高で、伊勢谷は「やっぱそうですよね。香川照之さんと生瀬勝久さんと共演してたんですけど、平気な顔して冗談言うし、むしろ突っ込んでるしね」と話し、吉高を肝が据わった女優だと称賛した。

ストップウォッチで7.77秒に近いのは誰だという問題。結果は8.03秒を出した藤原が勝利し、観客の約3分の2が脱落した

"サバイバル試写"に勝ち抜いたのは女性3人で、ゲーム終了後、プレミアムスクリーンに案内されるとサプライズで藤原、伊勢谷、吉高が登場し大興奮。シャンパンで乾杯し、勝利を祝った

また、吉高が昨晩最後に電話したのは藤原、伊勢谷、香川の中の誰か? という問題では、自身のゾーンに1人もいない伊勢谷は「私の吉高ちゃんはあんたには掛けないってか」とがっくり。更に観客から「仲良くなさそう」とはっきり言われる始末だったが、吉高は「フフフ……実は伊勢谷さんです! 私は手下ですよー。伊勢谷さんのしもべです」と話し、意外な答えに観客も驚いていた。