JR西日本はこのほど、「瀬戸内マリンビュー」を使用し、2012年放映のNHK大河ドラマ『平清盛』と連動した観光列車を運転すると発表した。

「瀬戸内マリンビュー」(写真)を使用した「清盛マリンビュー」では、専用のヘッドマークも掲出されるとのこと

「瀬戸内マリンビュー」は、キハ47系2両編成を改造し、呉線経由で広島~三原間を結ぶ観光列車。船を思わせる丸窓が特徴で、指定席はゆったりとしたソファシートに。瀬戸内海の車窓を楽しめる列車として人気を集める。

同列車は『平清盛』放送開始を受け、来年1月7日から観光列車「清盛マリンビュー」として運転されることに。運転区間は宮島口~三原間(呉線経由)となり、往路の「清盛マリンビュー1号」は宮島口駅を9時35分に発車、復路の「清盛マリンビュー2号」は三原駅を13時26分に発車する。往路・復路ともに、途中の広島駅、呉駅、広駅、竹原駅、忠海(ただのうみ)駅に停車する。

「清盛マリンビュー」の運転日は、2012年1月7日から2月29日までの土曜日、日曜日、祝日を予定している。2両編成のうち、1号車が指定席(定員35名)、2号車が自由席(定員56名)となる。