三菱自動車は20日、4WDセダン「ランサーエボリューションX」を一部改良して、27日に発売すると発表した。価格は315万5,000円から525万円。

ランサーエボリューションX GSR

今回の改良では、アクセルペダルとブレーキペダルを同時に踏んだ場合に、ブレーキを優先する「ブレーキオーバーライド制御」を全車に採用したほか、ルームミラー内蔵の3.3インチカラー液晶モニターが後方の様子を映し出す「リヤビューモニター付ルームミラー(自動防眩機能付)」を、メーカーオプション(3万7,800円)として設定。

また、「GSR」「GSR Premium」「RS」という3つのグレードのうち、「GSR」「GSR Premium」のインテリアは塗装や素材の一部が変更され、質感が高まっている。HDDナビ装着車には、リヤビューカメラを追加(GSR Premiumに標準装備、GSRはオプション)し、後退時に後方をモニターで映し出すことが可能となった。

エンジンは全車に2.0L MIVEC DOHC 16バルブ4気筒インタークーラーターボを搭載、変速機は「GSR」が5MTとツインクラッチSSTの2タイプ、「GSR Premium」がツインクラッチSSTのみ、「RS」が5MTのみ、駆動方式は「GSR」と「GSR Premium」がフルタイム4WD(S-AWS)、「RS」がフルタイム4WDとなっている。