タレントの優木まおみが4日、都内で行われた映画『インモータルズ―神々の戦い―』の公開アフレコ収録に参加した。

映画『インモータルズ―神々の戦い―』の公開アフレコ収録に参加した優木まおみ 拡大画像を見る

『インモータルズ―神々の戦い―』は、古代ギリシャが舞台のアクション・スペクタクル大作。ギリシャを滅ぼし世界を支配しようとする人間・ハイペリオンの蛮行を止めるべく、オリンポスの主神ゼウスが自ら鍛え上げた人間・テセウスが立ち向かうが、ハイペリオンが闇の神・タイタン族を復活させ、光の神・オリンポスの神々と壮絶な戦いを繰り広げるというストーリー。監督は、『落下の王国』などの映像作家・ターセム・シン、製作はグラフィック・ノベルを映画化した『300』の製作スタッフが手掛けている。

日本語吹替え版では、優木が、美や知恵、戦略などを司るオリンポスの女神・アテネ役で声優出演をしており、公開アフレコ収録が行われた。"神々の戦い"ということで、収録された2シーンはシリアスな場面。優木は、真剣なまなざしでレコーディングに臨んだ。

収録後は報道陣の取材に応じた優木は、初めてのハリウッド映画の吹替えについて「新しいチャレンジですね。私でいいのかなーって思ったけど、自分の幅を広げる意味でもチャレンジです」とやる気十分。優木は以前、劇場版アニメ『名探偵コナン 天空の難破船』で声優を経験しているが、「アニメは、レコーディング後に口の動きを作り変えたり出来ますが、今回は英語でしゃべってる口に日本語を合わせるのが難しい。コメディーや日常会話なら、まだやりやすそうですが、神様なので独特ですよね。威厳を想像しながらやってます。大人っぽく、声に深みを出すのが難しい…」と苦労を語った。

「まだ自分の声しか入っていないので、全員の吹替えが終わったら観たい」という優木は、報道陣に劇場へは観に行く? と聞かれ、「映画を観に行くのは、友達とか親しい人と行きたいですけど、今回は気恥ずかしいので1人で観に行きます。仕事の一環として、周りのお客さんの反応とかチェックしたいですね」と笑顔でコメント。最後に「映像の美しさ、迫力が見どころです。吹替えも頑張るので、是非観に来て下さい!」と作品をPRした。

映画『インモータルズ―神々の戦い―』は、11月11日よりTOHOシネマズほかで全国公開。