「証券知識普及プロジェクト」のマスコットキャラクター『とうしくん』が12日、毎日コミュニケーションズに来社し、10月4日の「投資の日」をPRした。

「とうし」のアルファベット表記の頭文字「T」のポーズをとる、「証券知識普及プロジェクト」のマスコットキャラクター『とうしくん』

日本証券業協会などが参加している「証券知識普及プロジェクト」では、金融・証券知識の普及・啓発活動の一環として、より多くの人に証券投資への関心を高めてもらうため、1996年から、「10(とう)」と「4(し)」の語呂合わせから、毎年10月4日を「投資の日」とし、証券投資に関するセミナーなどの記念イベントを開催してきた。

2010年からは、日本の金融の中心地を巡る「お江戸 日本橋 証券・金融の街ウォーキング」も実施。同年は3日間の日程で行われたが、先着240人で募集したところ、申込み開始から短い期間で定員に達したという。

今年は、 10月1日(土)、2日(日)、4日(火)、5日(水)の4日間の日程で実施。昨年先着ですぐに定員に達したことを考慮し、今年は計320人の募集で、抽選で参加者を決定する。募集は8月30日から開始されており、9月15日が締め切りとなっている。

今回の「お江戸 日本橋証券・金融の街ウォーキング」では、普段なかなか目にすることのできない東京証券取引所や日本銀行などの金融関連施設の見学や、日本橋界隈の証券・金融に関するスポットなどを楽しみながら探訪する。

平日の10月4日(火)、5日(水)は、大阪証券取引所JASDAQ-OSEプラザを出発し、東京証券取引所や証券会社ディーリングルーム(または店頭)、日本銀行などの日本の金融の中心地をウォーキングする予定。休日の10月1日(土)、2日(日)は、親子で楽しく参加できるように、クイズ作家の日高大介氏が監修した日本橋にまつわるクイズを交えながらウォーキングする。 各日定員は80人で、1グループ20人でウォーキングする。ウォーキング終了後、アンケートに回答した参加者には、日本橋架橋100周年記念ふりかけなどをプレゼントする。

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ウォーキング終了後、アンケートに回答した参加者には、日本橋架橋100周年記念ふりかけなどをプレゼントする

また、その他の「証券知識普及プロジェクト」の活動内容として、TBSラジオをはじめとする全国32局ネットで放送中の「生島ヒロシのおはよう一直線」内で、証券知識の基礎に関する内容を提供する「イチからはじめる資産運用」をラジオ放送する。さらに、全国9地区でラジオ番組と連動したセミナーイベントを開催する。

「証券知識普及プロジェクト」のマスコットキャラクター『とうしくん』は、2008年10月4日に誕生し、証券投資のセミナー会場などで人気を集めている。今回の「投資の日」では、「お江戸 日本橋証券・金融の街ウォーキング」出発の見送りなどを行うほか、ラジオ番組と連動したセミナーイベントにも登場する予定となっている。

日本証券業協会の高野喜史氏は、「『株が上がった、下がった』などの記事やテレビ番組の東京証券取引所の映像などを読んだり見たりしても、実際何をやっているかイメージがわかないという人も多いと思う。『投資の日』の関連イベントを通じて、報道の現場や、経済が動いている現場を身近に感じてほしい」と話している。

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