女優の橋本愛、高田里穂、岡野真也が3日、東京・渋谷パルコで行われた、月刊ビジュアル紙『aBUTTON(エーボタン)』の創刊記念イベントに出席した。

左から、岡野真也、橋本愛、高田里穂 拡大画像を見る

『aBUTTON』は、世界初となる超高解像度(4K)&3D月刊ビジュアルマガジン。今だからこそ切り撮れる10代少女の魅力を、あますところなく表現しているコンセプトビジュアルマガジンだ。雑誌版とデジタル版があり、デジタル版は写真をズームすることで隠しカットを見ることができたり、動画も楽しめる内容となっている。

イベント前に取材に応じた橋本、高田、岡野の3人は、撮影で使用された制服姿で登場。表紙を飾る橋本は、デジタル版について「写真だけじゃ伝わらないストーリーや世界観が表現されています。ズームしても画質が本当にきれい」とPR。撮影中は、「写真を撮られてるのは分かってたけど、急に『動画始まってるよ!』って言われたり。何をしてるのか分からなかった」と戸惑うこともあったそうだが、「完成したのを見て感動しました」と感慨深げに語った。

中学校で撮影したという高田は「今まで撮影場所が学校というのは多かったんですが、いつも廃校でした。今回は実際の学校だったので、撮影中は部活動の声が聞こえてきたりしましたね。ここは私の学校という気分で撮影しました」と振り返った。また、屋外で撮影している2人とは異なり、撮影はすべて室内という岡野のコンセプトは"監禁された少女"で、「古民家で撮影したんですけど、一歩も外に出てません。広くて迷ったり、床がキシキシ鳴ったり。おばあちゃんちにいるような感覚でした。デジタル版は、画面で写真が見れるウキウキ感があって、映画を観てるような感じですね」と感想を語った。

イベントでは、デジタル版の観賞会が行われ、笠原憲編集長が、実際に画面を操作し見どころをアピール。集まった観客からは、感嘆の声があがった

今年の7月に撮影されたという本誌。夏はプライベートでもそれぞれ楽しんだようで、「やり残したことはたくさんありますが、お祭り・花火・遊園地・海と夏のイベントは全部やりました」とまだ上京していない橋本は、夏休みを地元の熊本で過ごしたという。高田も「実家でバーベキューをしたり、ゆっくりしました」と話し、大学で映画研究会に入っているという岡野は「映画の撮影をしました。カメラをやってみたんです」と充実した日々を過ごしたようだった。

「aBUTTON」雑誌版は、全国書店で発売中(2,625円 PARCO出版・LPEI刊)。PlayStation 3専用コンテンツのデジタル版は、9月15日から配信予定。