森山未來主演の映画『モテキ』のクランクアップ会見が13日、東京・調布の日活撮影所で行われ、女性キャストとして長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子が出演することが発表された。

映画『モテキ』の会見に出席した仲里依紗、麻生久美子、森山未來、長澤まさみ、真木よう子 拡大画像を見る

森山と長澤は『世界の中心で、愛をさけぶ』以来7年ぶりの共演。会見に出席した森山は「『セカチュー』の頃はビニール越しのキスでしたが、今回は行くところまでいってます! 8年の歳月はすごい!」と感慨深げで、長澤は「以前から女優を立ててくれる役者さんで、自分の芝居が上手くなった気がするくらい柔軟な方です。天才だと思います!」と絶賛した。

同作は、恋愛偏差値の低い冴えない男・藤本幸世(森山)が、ある日突然訪れた女性にモテる時期"モテキ"に翻弄されながら、女性たちとの恋愛を通して成長したり、しなかったりする姿を描くラブコメディー。久保ミツロウの同名漫画が原作で、昨年にドラマ化され、テレビ東京系で放送。高視聴率を獲得し、話題を呼んだ。映画は、久保が書き下ろしたオリジナルストーリーが展開。長澤がツイッターで知り合うキュートな雑誌編集者・美由紀を、麻生が、美由紀の親友で一人カラオケが趣味の清楚で素朴な年上OL・留未子を、仲がアゲ嬢姿で幸世を誘惑するガールズバーの美人店員・愛を、真木が激しい毒舌・下ネタで幸世を叱咤激励する先輩社員・素子を演じ、幸世を翻弄していく。

タイトルバックでは、森山が女御輿に担がれる

会見では、仲が「二面性のある役なので、そのギャップを観てほしい」、真木は「豪快な飛び蹴りのシーンがあります。お楽しみに」とそれぞれがアピール。麻生は「20代前半にモテキが来たことがあります!」と告白し、出席者を驚かせていた。