山陽電鉄(兵庫・神戸市)はこのほど、「近畿・中国・四国B-1グランプリin姫路」のヘッドマークを付けた電車の運行を開始した。車内のすべての中吊り広告スペースに同イベントのポスターを掲出するという。5月22日まで1日に4~5往復する予定。主な運用は山陽姫路駅 - 梅田駅(阪神電鉄)間の「直通特急」で、運行時間は日によって異なるとのこと。

ヘッドマークを掲出した電車

掲出されるヘッドマーク図案

ヘッドマークを掲出した5000系電車は同社の主力車両で、3扉クロスシートを採用している。国鉄(後のJR)の新快速・快速に対抗するため1986年から1995年まで60両が製造されたという。同車両は山陽電鉄の山陽姫路駅 - 西代駅間のほか、西代駅より神戸高速鉄道線、阪神三宮駅より阪神電鉄に直通する「直通特急」として梅田駅まで運行している。

「近畿・中国・四国B-1グランプリin姫路」は、5月21~22日に開催される。出展団体は近畿・中国・四国地域の18団体。今年11月に開催される「第6回 B級ご当地グルメの祭典! B-1グランプリin姫路」に先駆けたイベントとのこと。会場は姫路城周辺の大手前公園・東御屋敷跡公園・家老屋敷跡公園などで、会場にもっとも近い駅が山陽電鉄の姫路駅になるという。