映画『ガクドリ』の初日舞台挨拶が9日、東京・池袋のシネマ・ロサで行われ、木ノ本嶺浩、三浦葵、杉本有美、江良圭監督が出席した。

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本作は、実在するドリフトの甲子園、全日本学生ドリフト王座決定戦を目指す3人の若者を描く青春ムービー。初日を迎えたこの日は、主人公の佐藤マサキを演じた木ノ本嶺浩、いろは坂女子大生でドリフト好きのキャバ嬢、莉香役の三浦葵、マサキが通う自動車教習所の美人教官、菜々子を演じた杉本有美がステージに登壇。東日本大震災の影響で、初日の公開が危ぶまれたが、予定通りに上映された。

三浦は「震災から1カ月が経ちますが、本当に被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。この映画で少しでも前向きになれたらなと思っています」と被災者にエールを。同作については「ドリフトする女の子の役で、熱い中身を持っている子。どう表現していけばいいのか難しかったですね」と振り返り、「ギャルの子たちとガールズトークで盛り上がり女子校みたいで楽しかったです。キャバ嬢の子が六本木のキャバクラ事情について話してくれて、凄く勉強になりました」と興味津々だった。一方の杉本は「青春一杯の素敵な映画になっていますので、最後まで楽しんで下さい」とアピールしていた。

映画『ガクドリ』は、4月9日より池袋シネマ・ロサほかで全国順次公開。