来年2月11日公開の映画『あしたのジョー』イベントが17日、東京・赤坂サカスで行われ、主演の山下智久と曽利文彦監督が出席した。

『あしたのジョー』イベントに山下智久とともに出席した曽利文彦監督 拡大画像を見る

この日は、山下智久がイメージキャラクターを務めるノートパソコン「dynabook」の販売台数が累計1億台を突破したことを記念して、山下主演の映画『あしたのジョー』とコラボしたイベントを開催。山下は「海外の友達も『dynabook』を使っています。日本だけじゃなくて世界でも広がっていますね。性能も凄いし、おめでとうございますの一言です」と祝福した。

トークショーでは、撮影中に62キロから53.5キロまで体重を落とすなど、肉体改造して全力で取り組んだ映画についての話題となり「ジョーは最初からボクサーではなかったので、撮影に入ってから本格的に食事制限しました。最後のシーンまで野菜とタンパク質。本当にお腹が空きましたし逆に食事の有り難さを教えてもらいました」と苦労を語った。

物語の見どころでもある打ち合いのシーンについては「作品に傷を付けないよう本気でやりました。(力石徹役の)伊勢谷友介さんも引っ張ってくれましたしスタッフの方も本気で取り組まれていましたから、チームワークの成果が出ていると思います」と自信を覗かせていた。

また、撮影が終わって7キロもリバウンドしたことも明かし「撮影が終わって一番楽しかったのは焼肉を食べたこと。3カ月も食べてなくて、こんな食べ物あったんだと思いましたね(笑)」と笑顔。さらにダイエットをしている女性に「無理のないダイエットが良いと思いますよ(笑)。ちゃんとタンパク質は摂って下さい」とアドバイスを送っていた。

高森朝雄とちばてつや原作の名作漫画を映画化した本作。境遇も階級も違う宿命のライバル、矢吹丈(山下)と力石徹の激闘を描く。映画『あしたのジョー』は、2011年2月11日公開。