"妻"に焦点を当てて、その姿を公表されているデータから読み解く「妻の正体~データ編」。今回のテーマは主婦たちの体型意識。主婦が一番気にするのは誰から「太った?」と言われたとき? ダイエットのモチベーションが上がるのは夫からのどんな言葉?

今回紹介するのは、ネスレ日本が行った「主婦カロリー調査」の結果。9月4日~6日に全国の小学生の子どもを持つ30~49歳の既婚女性400人を対象にインターネット調査した。

まずは今年の夏の体重の増減について聞いた。記録的な猛暑だったのだから体重が減った主婦が多いような気がしていたが、調査結果をみると「少し太った」(31.8%)と「太った」(14.8%)、「部分的に太った」(5.3%)の合計は約5割(51.9%)も。その理由で多かったのは「運動不足」(45.4%)で、次は「お菓子を食べすぎた」(19.3%)だった。

では主婦たちは誰から「太った?」と言われたとき、一番焦るのだろう? 「夫」(22.8%)や「異性友人・知り合い」(8.5%)をおさえてトップとなったのは「同性友人・知り合い」(47%)。いまどきの主婦は夫より女友達の目を気にする傾向があるといえそうだ。

また、ダイエットに成功したことがあると答えた65.5%の主婦に「痩せた時に、旦那様の反応に変化はありましたか」と聞いている。約5割(46.6%)が「とくに変化はない」と回答したのに対し、「喜んでくれた」は25.2%、「褒めてくれるようになった」は15.3%と少なかった。

ちなみに、ダイエットのモチベーションがあがる夫からの言葉として多くの主婦が挙げたのが「痩せて綺麗になったね」や「若くなった」といったもの。「新婚旅行の時の水着着られるな―」、「成功したら海外旅行に行こう」、「違う女かと思って二度見した」、「自分もダイエット始めようかな……」といったセリフを挙げる主婦もいた。

ちなみに主婦が好きなお菓子トップ3は1位「チョコレート菓子」、2位「スナック菓子」、3位「ケーキ類」。理想体型の女性有名人は1位「藤原紀香」、2位「米倉涼子」、3位「松嶋奈々子」だった。