東京食肉市場協会は10月16日、17日の2日間、東京都品川の東京都中央卸売市場にて、国産の最高級和牛と豚肉を無料で試食できる「東京食肉市場まつり2010」を開催する。開催時間は10:00~16:00(17日は15:00まで)、入場は無料。

常陸牛イメージ

同イベントは、国内産の牛豚肉の消費拡大と、市場の存在についての認知と役割の理解促進を目的とした食肉のフェスティバル。今年は、推奨銘柄牛として茨城県の高級黒毛和牛「常陸牛」を2日間で160kg(各日80kg)用意し、しゃぶしゃぶの試食と特別販売を行う。

常陸牛とは、茨城県の指定生産者が飼育した黒毛和牛のうち、日本食肉格付協会の枝肉取引規格において、歩留A等級またはB等級、かつ肉質等級が4等級と5等級に格付けされた上質で優秀な和牛のことで、全国でもトップクラスの肉質を誇るという。

「食肉市場祭り」昨年の模様

イベント当日は、しゃぶしゃぶのほかにモツ煮込み、銘柄豚のとんかつや焼肉が無料で試食できる。試食時間は、両日共に10:00~、13:00~の2回(数量限定)。このほか、食肉・食肉加工品や革製品の特価販売が行われ、世界の屋台料理コーナー(有料)、茨城県物産販売コーナー(有料)、縁日コーナー(有料)、食肉や市場に関する知識が学べるコーナーなども設置される。ステージイベントでは、「茨城県観光PRコーナー」として"筑波山がまの油売り口上"などが披露されるほか、子供向けに「天装戦隊ゴセイジャーショー」(17日のみ)も予定されている。