"妻"に焦点を当てて、その姿を公表されているデータから読み解く「妻の正体~データ編」。今回のテーマは妻たちの夫についてのホンネ。夫にまだトキメキを感じている妻ってどれくらい? 妻たちが考える「よい夫」とは? 夫に言われたい言葉は?

今回取り上げるのはプラチナ・ギルド・インターナショナルが行った「よい夫調査」。7月17日~19日、全国の30代~50代の既婚男女各300人(計600人)を対象にインターネット調査した。

まずは現在の夫婦関係についてだが、「生まれ変わったら、今の夫(妻)と結婚するかを聞いたところ、男女とも「検討する」と回答した人がもっとも多く、夫の54.3%、妻の53.3%を占めたが、「プロポーズする」は夫が27.3%で、妻の15.3%を上回り、「別の人を選ぶ」では妻が31.3%で、夫の18.3%を上回った。妻の8割が「生まれ変わったら別の人と結婚する」あるいは「検討する」と考えていることになる。

「ときめき」も夫が一方的に感じていることが多いようだ。「いまだに夫にときめく」と答えた妻が28.3%と3割にも満たなかったのに対し、「いまだに妻にときめく」と答えた夫は46.7%と約半数もいた。夫から妻への"片思い"は多いのかも…。

では妻が考える「よい夫」ってどんな夫だろう? もっとも多かった"条件"は「話を聞いてくれる」(67.7%)で、次が「家族の時間を大切にしてくれる」(66.0%)、3番目が「感謝の言葉を言ってくれる」(63.7%)だった。妻の多くは、夫婦間や家族間のコミュニケーションの時間をもっと作ってほしいと思っているようだ。

「普段、夫に言ってほしい言葉」では、トップ3は「ありがとう」「お疲れ様」「ごちそうさま」で、「好きだよ」や「綺麗だよ」より上位に入った。感謝の気持ちを素直に伝えることも夫婦円満の秘けつといえそうだ。