大阪証券取引所はこのほど、2010年8月の売買状況について発表した。これによると、2010年8月のFX取引『大証FX』の取引高は、前月比28.9%増の45万7,432単位と、月次ベースで初めて40万単位台に乗せ、過去最高を記録した。取引金額は同22.4%増の4,213億円だった。

大証FX月間取引高推移

「大証FX」個別銘柄では豪州ドル/日本円通貨ペアが10万3,408単位と月次ベースで過去最高となったほか、米ドル/日本円通貨ペアが16万9,767単位、ユーロ/日本円通貨ペアが11万3,088単位と、月次ベースでそれぞれ過去2番目を記録した。

2010年8月の先物取引は、「日経225先物」の取引高が前月比21.4%増の1,906,951単位、取引金額が同18.9%増の17兆6,170億円、「日経225mini」の取引高が前月比30.7%増の13,696,931単位、取引金額が同28.1%増の12兆6,644億円だった。

イブニング・セッション(ES)の株価指数先物・オプション取引高は、対前月比63.9%増の437万7,867単位と月次ベースで初めて400万単位台に乗せ、過去最高を記録。対日中取引比率も28.5%と過去最高を更新した。中でも、日経225miniのES取引高が対前月比69.1%増の329万8,388単位と月次ベースで過去最高を更新し、対日中取引比率も31.7%と初めて30%台に乗せた。