12月23日公開の映画『相棒‐劇場版II‐』の製作会見が9日、都内で行われ、水谷豊、及川光博らレギュラー陣に加え、ゲスト出演の小西真奈美、小澤征良、宇津井健ら13人のキャストが勢揃いした。

左から、小西真奈美、水谷豊、及川光博

2000年6月にテレビ朝日系『土曜ワイド劇場』枠で単発として放送して以来、今年で10年目を迎える人気ドラマシリーズ『相棒』。2008年に公開されて大ヒットを記録した『劇場版』に続く映画化第2弾が、いよいよ年末に公開される。

今回は、日本警察の総本山ともいえる警視庁内で幹部12人を人質にとった籠城事件が発生。事件は更なる事件を呼び、それを追う特命係の杉下右京(水谷豊)と神戸尊(及川光博)は過酷な真実へと導かれていく。なお、映画『相棒‐劇場版II‐』に先立って、新シーズン『相棒 season9』が10月からスタートする。

主演の水谷は「私の部屋にある(第1作の)劇場版のDVDが1本じゃ寂しいって言ってる気がして、また映画をやりたいな~と(笑)」と独特の言い回しで製作経緯を説明。さらに「"相棒ワールド"が色濃く出てます。相棒は皆さんを裏切りません!」と自信を覗かせた。ゲスト出演として総務部装備課の主任・朝比奈圭子役を演じた小西真奈美は「出来上がっているチームに参加するということで緊張しましたが、笑顔で迎えていただき気持ちが和みました」と相棒チームに溶け込んだ様子。そんな小西に水谷は「この役をやるために生まれてきた方」と大絶賛し、及川も「いい匂いがしました(笑)。共演できて楽しかったです」と話して笑わせていた。

年末の公開に向けての覚悟を聞かれた水谷は「え? 今、まったく別のことを考えてました(笑)」とマイペース

「シーズン8の最終回を迎えた時はほっとしましたね。またこうした大きな作品に出演することができて有難い気持ちで一杯です」と及川

小西は、役作りについて「りりしさを感じていただけるように、意識しました」と語った

映画『相棒‐劇場版II‐』は、12月23日より全国で公開