関西の人気情報番組『ちちんぷいぷい』(毎日放送 毎週月~金曜 15:00~)が山崎製パンと共同企画した"コラボパン"が6月15日から関西地区限定で発売されることになり14日、商品をプロデュースした番組メインパーソナリティーの角淳一、西靖アナウンサーが大阪市内の毎日放送本社で会見を行った。

左から、コラボパンPR担当のU.K.、角淳一、西靖アナウンサー

発売されるのは、角が企画した「レーズンコロネ」(120円)と「ランチパック」(130円)、西が企画した「デミカツパン」(130円)の3商品(いずれも希望小売価格、税抜き)。角は大好物といういちじくジャムと練乳ホイップクリームを使った「甘くておいしいパン」を、西は出身地・岡山県の名物料理デミカツ丼をモチーフに、デミグラスソースカツを挟んだ総菜パンを誕生させた。

会見では、2人がそれぞれの自信作をアピールした。角はレーズンコロネについて「僕が小学校のころは、今のように甘い物がしゅっちゅう食べられなかった。パン屋さんに甘いパンを買いに行くのがものすごく楽しみやった。そこにコロネがあったんです」と菓子パンへの思い入れを披露。ランチパックについては「ぜひトーストして食べてください。その方が絶対うまいです! 飲み物はぜひ牛乳か紅茶で」と食べ方まで指南する熱の入れようだった。

コラボパンは近畿2府4県のスーパー、コンビニで8月31日まで販売予定

一方、西は「岡山にはデミグラスソースをかけたカツ丼があって、子どものころ、親と買い物に行ったときによく食べさせてもらいました」とデミカツパンのアイデアのもととなったデミグラスソースカツ丼の思い出を。「僕の思いが詰まったおいしいパンに仕上げてもらってすごくうれしい」と感慨深げだった。

メインパーソナリティー2人の競作となったコラボパンだが、「どちらのパンが売れるかとか、売り上げで勝負しようというつもりはないです」と西。ところが角は「僕のパンがより多く売れた方がうれしいに決まってる」と競う気満々で「僕の甘いパンの方が万人受けすると思います」、「そもそも僕の世代は“総菜パン”なんか知らんからな」などとライバルを牽制するコメントを盛んに繰り出して笑わせていた。