映画『大人になった夏』の初日舞台挨拶が12日、東京・渋谷のヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、主演の山谷花純、江野沢愛美、小嶺燦羅が出席した。
『ラムネ』と『クロネズミ』に続く映画プロジェクト「avexニュースター・シネマ・コレクションvol.2」の第3弾となる同作。モデル・女優として活躍する"カリスマ中学生"の山谷花純、江野沢愛美、小嶺燦羅を主演に、3人の女子中学生が、夏休みを通して成長していく過程をとらえていく。
松たか子主演の映画『告白』に続いて映画出演となった山谷は「私が演じた向井藍という女の子は、部活でなかなか結果が出ず勉強の成績も普通。周囲に気を配り、逆に気を配り過ぎて本当の自分を出せない役でした。私と共通点があり過ぎて、山谷花純を映していると言っても過言ではありません。映画を見ながら山谷花純はこういう女の子なんだな~と思いながら見て頂けたら嬉しいです」と堂々とアピール。ファッション誌『ピチレモン』のモデルとして活躍中の江野沢は、昨年の映画『年々歳々』に続いての出演。「私が演じた若田桃子という子は、マイペースで周りに迷惑を掛けて素直になれない女の子。そんな桃子が成長していく姿を見て欲しいです」と話していた。
撮影を通じて大人になったことを聞かれて身長が3cm伸びたという山谷は「テスト前に勉強するようになり、その成果もあって数学で良い点が取れるようになりました。今までの2~3倍ぐらい(笑)」と語ると、「どんだけ勉強してなかったの?」と江野沢がツッコミ。すかさず山谷が「自分なりに一生懸命頑張っていたんですが、何故か結果が付いてこなかっただけの話。でも撮影中に3人でテストの話をしていたら、私が一番出来ませんでした……」と告白していた。
映画『大人になった夏』は、ヒューマントラストシネマ渋谷で18日まで公開。