ティム・バートン監督のファンタジー・アドベンチャー大作『アリス・イン・ワンダーランド』が27日(カリフォルニア現地時間)、早くも全世界興行収入10億ドルを達成した。世界興行収入で10億ドルを突破したのは、映画史上、本作で6本目という。
国内では4月17日に公開され、先週、ディズニー史上最速で興行収入100億円を突破するという快挙を成し遂げた本作。過去に世界興行収入で10億ドルの大台に乗った作品は、『タイタニック』や『アバター』など、本作を含め6本のみで、現時点で歴代6位の記録という。また、米国における興行収入は3億3,200万ドルで、ウォルト ディズニー スタジオ作品としては、『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』と『ファインディング・ニモ』に次いで歴代3位となっている。
この結果を受けて、ウォルト ディズニー スタジオのリッチ・ロス会長は、「これほどのすばらしい3D映画を皆様にお届けできたのは、信じられないほどの幸運です。この作品はティム・バートン監督の構想力と、ジョニー・デップ、ミア・ワシコウスカ、ヘレナ・ボナム=カーター、アン・ハサウェイの創造的な才能が生み出しました」と喜びのコメントを発表している。